タレント・実業家のローランドが11日、Twitter・YouTubeで生配信された、スカパー！『21/22 ドイツ ブンデスリーガ開幕 オンラインイベント』に出演。「ブンデスリーガジャパンサポーター」就任を報告するとともに、川崎フロンターレからフォルトゥナ・デュッセルドルフ（ドイツ2部）に期限付き移籍する田中碧選手、昨シーズンまでフロンターレでプレーし、現役を引退した元サッカー日本代表の中村憲剛らとトークセッションを行った。

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　ローランドは「黒以外を着ることはないんですが…。珍しい姿で出させていただきます」と、ブンデスリーガ（ドイツ1部）のアイントラハト・フランクフルトのユニフォーム姿で登場。高校時代は名門・帝京高校でプロを目指してサッカー漬けの日々を送っていただけあって、ユニフォームの着こなしもバッチリ。

　13日に開幕するブンデスリーガの21/22シーズンは、前人未到の10連覇を目指す絶対王者バイエルン・ミュンヘンに、ボルシア・ドルトムントといった各クラブがその偉業を阻むことができるのか、注目の集まるシーズンとなる。さらに昨シーズンを超える8人の日本人選手の活躍にも期待が高まる。

　そんなブンデスリーガをより盛り上げる“サポーター”に就任したローランドは、「光栄な話ですし、フットボールファンの中には、なぜローランドを使うのか？と思う人もいらっしゃるかと思いますが、仕事でしっかりどれだけフットボールに対する愛情があるか、知識があるかってところをわかってもらって、愛情が伝わって、一緒に盛り上げていける存在になれたら」と意気込みを語った。

　自身の役割についても「ブンデスリーガをインフルエンスするにあたって僕ができることは、サッカーが下手でプロにはなれなかったけど、言語化する能力だったり、プレーをライト層に伝える能力には自信もありますし、それを求められての起用だという自負もあります」と語る明晰ぶり。

　今シーズンのブンデスリーガを盛り上げるために、「＃美しいサッカーは嫌いですか」のハッシュタグを使おうと提案。「ブンデスリーガの良さはいろいろあるが、特筆すべき点でいうとクラブの健全さだったり。マネーフットボールと言われているような世間のトレンドにあまり参戦せずにしっかり自分たちで選手を育てて育成する経営理念がクリーンで美しいところだったり、スタジアムも美しいですし、サポーターの民度の高さも美しい。もちろん、プレーの美しさもあって。好きですか？ではありきたりすぎるので、あえて疑問形にしました」と、説明した。

　その後のトークセッションでは、田中選手に鋭い質問を投げかけたり、元チームメートの中村だから知っている田中選手の知られざる一面を引き出そうとしたり、と本領を発揮。

　チャット欄には、「ローランドの質問からサッカー本当に好きなのが伝わてくる」「さすがローランド」「ローランド有能」「回しうまいな」「見直した」「下調べもエグい」などと、称賛のコメントが次々と投稿され、早くもフットボールファンから一目置かれる存在になっていた。

　スカパーでは、14日より田中選手が所属するデュッセルドルフ戦を無料でLIVE配信することが決定。第3 〜8節はTwitterのスカパー ! ブンデスリーガ公式アカウントにて、第9〜 34節はオンデマンドサービスでの無料 LIVE 配信となる。