お笑いコンビ・アルコ&ピース、マヂカルラブリー、ニューヨーク・嶋佐和也が7月3日、午後11時から放送されるテレビ朝日のバラエティ特番『脳天カルパッチョ』に出演する。収録を終えた3組は取材に応じ、見どころを語った。
“脳天を突き抜けるようなオモシロ”を求めて、発想力、演技力、構成力というお笑い力が試される企画でバトルする。リモートでつなげた若手芸人25組が、誰が一番面白かったかをジャッジし、芸人ならではの目線で判定。面白かった方がより長く放送され、1時間の放送尺を取り合う。地上波では放送されなかった企画は動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で独占配信される。
収録を終えたアルコ&ピースの平子祐希は「我々芸人、スタッフさんともに四苦八苦していない人が誰もいなかった。でも、テレビってドキュメンタリーでもなんでも四苦八苦している姿に同調して、強調して、興味を持ってもらえるような気もする。そう考えると、逆に見やすい王道の番組になっているのかも」と汗をぬぐう。酒井健太は「バラエティだけどドキュメント。みんな、それぞれ悔しがったり、涙を流したりみたいな…。泣きそうになりながらでした。喫煙所でのタバコの量が、とんでもなかった。『M-1』ぐらい。これだけストロングスタイルの番組はなかなかできないので、やれたのは、ありがたいです」と述懐した。
マヂカルラブリーの野田クリスタルは「セットは豪華でテレビだけど、やっていることだけを取り出したら地下ライブ。それが、この3組には合ってましたね。ちょっとしたゲームをやるようなバラエティだったら僕ら何も面白くできない。ゴリゴリのお笑いでよかった。この3組はスベることができるという強みがありますので」と力強く魅力を説明。村上は「今朝、ここに来るタクシーまで1週間ぐらい、ずっと憂鬱だった…。でも始まってみたら、よく知ったみんなで仲良く楽しくできた。おのおののいいところが出ているんじゃないかな。遠慮して『こんなところまで言っていいのかな?』と止まるような部分まで言えた。伸び伸びやれています」と力説した。
今回は、相方の屋敷裕政が濃厚接触者となってしまったため、インディアンスの田渕章裕と即席コンビで出演した嶋佐は「結果、楽しくやらせてもらった。今、お笑い番組が多く始まってますけど、この3組で、この内容はない。何かが動き出したような感じがしました。ワクワクします」と意味深な笑顔を見せた。
“地下ライブ”で活躍していたメンバーが多く集結。平子は「中野のクツを脱がなきゃいけない地下のライブハウスで、お客さん数人の前でやってきた仲間たち。豪華なセットの中に入っても、ねじ曲げて、無理に寄せようとしなかった人たち。変えないんだ、という驚きと共に感動すら感じてますね。だって、普通は変えるもん」と苦笑い。野田は「変わろうとしても変われなかったヤツら」と同調したが「この3組に共通しているのは、テレビに苦戦している」とボヤき、笑わせた。
酒井は「ずーっと知ってますけど、ホントに何も変わってない。この座組だと、こういうことをやるんだろうなという感じ。街ブラとか、食レポとか、この3組はやらない。地下のまま上がってきて、その温度感のままできたのは、スタッフさんに感謝したい」としみじみ。一方で野田は「酒井さんにガッカリしましたね…。こんなにもサビついていたとは…。天才だったSOSSHO酒井が、ここまで…。あの時、酒井さんがイジっていた芸人状態でしたよ」ととがっていたピン芸人時代の酒井を懐かしんでいた。
村上は「平子さんはいてくれるだけで安心。何かしら、いいことをしゃべってくれる。大人だなって。酒井さんは、僕のことを下に見てたんだ、と。そういうところがありましたね。もちろん下なんですけど、改めて『下に見てる』というのを提示されると…」とぽつりとこぼし「嶋佐は空気がありますよね。大したこと言ってないのに(笑)。でも、なんか面白くて笑っちゃう。いるだけで強い。すごくいい芸歴の重ね方をしたんだろうな」と語った。嶋佐は「改めて、こういう収録で、泥臭いんだなって思いました。泥臭いというか、どんくさい…。おしゃれに笑いを取っている人が誰もいなかったですね。やり方が真っすぐなのか汚いのか…。自分たちも見習うべきところだなと思います」と語っていた。
新作コントも披露。平子は「結論的に思ったことは小さくまとまったな」とぶっちゃけ、酒井は「それも、よさですけどね。みんな、スピルバーグばっかり観たいし、たまには小津安二郎も見たい」とフォロー。平子は「ほかの2組の躍動感と世界観に比べたら、ピンポイントをつついたコントになった。それは、それでいろんな形を見せられたかな。でも、ただ、まとまっちゃったな」と改めて悔いると、周囲が「らしさですから」と必死にフォローしていた。
野田は「正直、普段と変わらないことをやった」としながらも「テレビで、ある程度、予算がつくコントがスゴく好きかもしれない。今回とか、やりたかったことなんです。あれ、お金も手間も人もかかっている。それが普通のライブではできなかった。またあるんだったら、あれぐらいの予算をかけたい。自分がやりたいと思っているコントの幅が広がった」とウキウキ。嶋佐は「インディアンスの田渕さんだからこそのコントを考えた。結果、田渕さんに比重が行き過ぎて、俺はあんまり目立ってなかった(笑)。田渕さんがスゴかった」と笑っていた。
反響があれば、第2回への機運も高まる。SOSSHO酒井の復活の可能性を問われると平子は「僕が書きますよ」と大賛成。その過去を知らなかった嶋佐が「SOSSHOってなんですか?」と尋ねると酒井は「口ぐせが『そっしょ』のコントをやっていて、モダンタイムスのとしみつさんが『お前は、SOSSHO酒井だ』って言われて…」と経緯を説明。野田は「また見たいですよ、酒井さんのピンネタ」と熱望すると、全員でピンネタをするという方向性に。過去にセクシー平子で活動していた平子が難色を示す。セクシー平子も知らなかった嶋佐に対し、野田は「かつてインディーズ界を代表した幻のカリスマ2人が組んだのが今のアルコ&ピース」と偉大さを伝えると、嶋佐は「アルコ&ピースって、SOSSHO&セクシーだったんですか?」と爆笑。最後に酒井は「おいおいですね」と含みを持たせていた。
“脳天を突き抜けるようなオモシロ”を求めて、発想力、演技力、構成力というお笑い力が試される企画でバトルする。リモートでつなげた若手芸人25組が、誰が一番面白かったかをジャッジし、芸人ならではの目線で判定。面白かった方がより長く放送され、1時間の放送尺を取り合う。地上波では放送されなかった企画は動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で独占配信される。
収録を終えたアルコ&ピースの平子祐希は「我々芸人、スタッフさんともに四苦八苦していない人が誰もいなかった。でも、テレビってドキュメンタリーでもなんでも四苦八苦している姿に同調して、強調して、興味を持ってもらえるような気もする。そう考えると、逆に見やすい王道の番組になっているのかも」と汗をぬぐう。酒井健太は「バラエティだけどドキュメント。みんな、それぞれ悔しがったり、涙を流したりみたいな…。泣きそうになりながらでした。喫煙所でのタバコの量が、とんでもなかった。『M-1』ぐらい。これだけストロングスタイルの番組はなかなかできないので、やれたのは、ありがたいです」と述懐した。
マヂカルラブリーの野田クリスタルは「セットは豪華でテレビだけど、やっていることだけを取り出したら地下ライブ。それが、この3組には合ってましたね。ちょっとしたゲームをやるようなバラエティだったら僕ら何も面白くできない。ゴリゴリのお笑いでよかった。この3組はスベることができるという強みがありますので」と力強く魅力を説明。村上は「今朝、ここに来るタクシーまで1週間ぐらい、ずっと憂鬱だった…。でも始まってみたら、よく知ったみんなで仲良く楽しくできた。おのおののいいところが出ているんじゃないかな。遠慮して『こんなところまで言っていいのかな?』と止まるような部分まで言えた。伸び伸びやれています」と力説した。
今回は、相方の屋敷裕政が濃厚接触者となってしまったため、インディアンスの田渕章裕と即席コンビで出演した嶋佐は「結果、楽しくやらせてもらった。今、お笑い番組が多く始まってますけど、この3組で、この内容はない。何かが動き出したような感じがしました。ワクワクします」と意味深な笑顔を見せた。
“地下ライブ”で活躍していたメンバーが多く集結。平子は「中野のクツを脱がなきゃいけない地下のライブハウスで、お客さん数人の前でやってきた仲間たち。豪華なセットの中に入っても、ねじ曲げて、無理に寄せようとしなかった人たち。変えないんだ、という驚きと共に感動すら感じてますね。だって、普通は変えるもん」と苦笑い。野田は「変わろうとしても変われなかったヤツら」と同調したが「この3組に共通しているのは、テレビに苦戦している」とボヤき、笑わせた。
酒井は「ずーっと知ってますけど、ホントに何も変わってない。この座組だと、こういうことをやるんだろうなという感じ。街ブラとか、食レポとか、この3組はやらない。地下のまま上がってきて、その温度感のままできたのは、スタッフさんに感謝したい」としみじみ。一方で野田は「酒井さんにガッカリしましたね…。こんなにもサビついていたとは…。天才だったSOSSHO酒井が、ここまで…。あの時、酒井さんがイジっていた芸人状態でしたよ」ととがっていたピン芸人時代の酒井を懐かしんでいた。
村上は「平子さんはいてくれるだけで安心。何かしら、いいことをしゃべってくれる。大人だなって。酒井さんは、僕のことを下に見てたんだ、と。そういうところがありましたね。もちろん下なんですけど、改めて『下に見てる』というのを提示されると…」とぽつりとこぼし「嶋佐は空気がありますよね。大したこと言ってないのに(笑)。でも、なんか面白くて笑っちゃう。いるだけで強い。すごくいい芸歴の重ね方をしたんだろうな」と語った。嶋佐は「改めて、こういう収録で、泥臭いんだなって思いました。泥臭いというか、どんくさい…。おしゃれに笑いを取っている人が誰もいなかったですね。やり方が真っすぐなのか汚いのか…。自分たちも見習うべきところだなと思います」と語っていた。
新作コントも披露。平子は「結論的に思ったことは小さくまとまったな」とぶっちゃけ、酒井は「それも、よさですけどね。みんな、スピルバーグばっかり観たいし、たまには小津安二郎も見たい」とフォロー。平子は「ほかの2組の躍動感と世界観に比べたら、ピンポイントをつついたコントになった。それは、それでいろんな形を見せられたかな。でも、ただ、まとまっちゃったな」と改めて悔いると、周囲が「らしさですから」と必死にフォローしていた。
野田は「正直、普段と変わらないことをやった」としながらも「テレビで、ある程度、予算がつくコントがスゴく好きかもしれない。今回とか、やりたかったことなんです。あれ、お金も手間も人もかかっている。それが普通のライブではできなかった。またあるんだったら、あれぐらいの予算をかけたい。自分がやりたいと思っているコントの幅が広がった」とウキウキ。嶋佐は「インディアンスの田渕さんだからこそのコントを考えた。結果、田渕さんに比重が行き過ぎて、俺はあんまり目立ってなかった(笑)。田渕さんがスゴかった」と笑っていた。
反響があれば、第2回への機運も高まる。SOSSHO酒井の復活の可能性を問われると平子は「僕が書きますよ」と大賛成。その過去を知らなかった嶋佐が「SOSSHOってなんですか?」と尋ねると酒井は「口ぐせが『そっしょ』のコントをやっていて、モダンタイムスのとしみつさんが『お前は、SOSSHO酒井だ』って言われて…」と経緯を説明。野田は「また見たいですよ、酒井さんのピンネタ」と熱望すると、全員でピンネタをするという方向性に。過去にセクシー平子で活動していた平子が難色を示す。セクシー平子も知らなかった嶋佐に対し、野田は「かつてインディーズ界を代表した幻のカリスマ2人が組んだのが今のアルコ&ピース」と偉大さを伝えると、嶋佐は「アルコ&ピースって、SOSSHO&セクシーだったんですか?」と爆笑。最後に酒井は「おいおいですね」と含みを持たせていた。
コメントする・見る
2021/06/30