スポーツキャスターの松岡修造が24日、オンラインで行われた、光文社『VERY』×テレビ朝日による体操ムーブメント創出『でんぐり返しのその先に！』PROJECT発表イベントに出席した。

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　プロジェクトのテーマにつながる子供の“自己肯定感”について、同席したモデル・辻元舞は「（子供がすることを）見ててあげることかな。（子供の）『見て見て』がすごい。とにかくママにやってるところを見てほしい。ママが見ててくれる、それが自信につながってるのかな」と答えると、松岡も大きくうなずいた。

　そして、松岡は自身が主催するテニス合宿を例に挙げ、「ジュニアの合宿を見ていて、母親に対して認めてもらいたいって思いを一番感じる」と説明。「世の中で誰から一番プレッシャーを感じる？って聞くと、全員母親っていう。それで僕は合宿のときに、あえてお母さんから手紙をもらってくる。その手紙を渡したときに、2、3秒でみんな号泣。なぜなら気づくんですよ。『お母さんっていうのは世界で一番の応援団じゃん』って。いてくれるだけでいい。勝ち負けなんて関係ない。その姿が全てなんだって。母親の力はすごいなと思いますよ。舞さん、それやってます」とエピソードを交え、辻元の意識を称賛した。

　辻元は「目があうことは普段から心がけてます。いろいろ言いたくなるが、自分でやりながら見つけていってほしいので、あまり口は出さないようにしている」と自身の子育て方針を明かした。

　テレビ朝日は光文社が発行する人気ライフスタイル誌『VERY』と初のタッグを組み、体操をテーマにしたこれまでにないプロジェクト『でんぐり返しのその先に！』を立ち上げる。

　スポーツを越えた日常的な出来事から体操の新たなムーブメントを生み出していきたいという想いから、『VERY』が考案した。でんぐり返しも立派な体操。ただゴロンと転がればいいと思いきや実は意外に難しい。でもその転んだ先に、豊かな達成感や充実感、そして成長が迎えてくれる。世界で活躍するトップ選手たちの第一歩もきっとでんぐり返しだったはず。体操の可能性を広げ、世の中との新たな出会いを築くというこれまでにないチャレンジを目指していく。

　イベントにはテレビ朝日の『世界体操・新体操北九州2021』ゼネラルプロデューサー・小林麻衣子氏、『VERY』編集長・今尾朝子氏が出席。また、日本体操界を代表する内村航平選手からのメッセージ動画も披露された。