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新垣結衣、”普通”であり続けることの凄さ 「私生活は低刺激」が結婚発表の爆発的な盛り上がりに【5月結婚まとめ】

 いつの時代も喜びと驚きをもって伝えられる有名人の結婚報告。今月は女優の新垣結衣と、歌手で俳優の星野源が結婚を発表。「ビックニュースすぎる」「これが○○ロスというやつか…」と大きな反響を巻き起こした。SNSのトレンドにもあがった”ガッキーロス”のキーワードからも分かるように、新垣結衣の人気は絶大なものに。ORICON NEWS発表の『恋人にしたい女性有名人ランキング』でも4連覇を果たし殿堂入りしている。ここまで人気であり続ける理由はどこにあるのか、あらためて探ってみたい。

新垣結衣(古謝知幸/ピースモンキー)(C)oricon ME inc.

新垣結衣(古謝知幸/ピースモンキー)(C)oricon ME inc.

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■”私生活は低刺激な時間”を求め続けてきたガッキー

 5月19日に所属事務所を通して結婚を発表した、新垣結衣と星野源。「これからも互いに支え合い豊かな時間を積み重ねていけたらと思っております。未熟な二人ではございますが、温かく見守っていただけますと幸いです」とコメントを発表。『逃げるは恥だが役に立つ』SP(2021年1月放送)での再会をきっかけに、すべての関連する撮影を終えて交際をスタートさせたこと、婚姻届は今後時期を見て提出されることなど次々と情報が明らかに。

 ドラマで「契約結婚」をした2人が現実に「結婚」したことで「逃げ恥婚」とネット上で話題となり、同ドラマの原作者・海野なつみ、共演者の真野恵里菜石田ゆり子、脚本家の野木亜紀子も次々と驚き&祝福のコメントを残した。

 新垣はあらためて、公式サイトでコメントを発表。「10代の頃からこの仕事を始め、本当にたくさんの方に支えていただき、今日まで活動を続けて来ることができました。現場で試行錯誤する日々はそれはそれは刺激的な毎日で、いつしかその分、私生活は低刺激な時間を求め心がけ過ごしてまいりました」と振り返り、「そんな私が、皆様に私生活についてこのような報告をする日が来るとは」と、自身も驚きつつ「とはいえこれからも変わらず、共に穏やかに、ささやかながらも豊かな毎日を送ることができたらと思っています。いつも見守ってきてくださった皆様にこのような報告ができることをとても嬉しく思います。これからもどうぞよろしくお願い致します」とファンにメッセージを送った。

■“普通”であり続けることが、女優としての存在価値を高める

 SNSユーザーからも「これが○○ロスというやつか…」「同僚がガッキーロスで早退しました」「GDPがだだ下がり」と反響。“ガッキーロス”というキーワードは、まさに新垣の存在の大きさを表しているが、2人の結婚でここまで新垣が注目された理由には“SNSの露出”と“バラエティ番組への出演頻度”が関係しているのではないか。

 近年TwitterやInstagramアカウントを持つのは、女優であっても当たり前に。プライベート感のある投稿を重ね、なかにはYouTubeで私生活のルーティーンまで動画にしているパターンも見られる。バラエティ番組では、“番宣”であっても俳優・女優たちが積極的にバラエティ対応をするように。SNSやバラエティ番組など、本筋である演技以外で自身の魅力をアピールし、それがユーザーや視聴者にとっての共感につながり、結果的に人気を維持できるという見方もある。

 しかし、新垣においては公式サイトのコメントに「私生活は低刺激な時間を求め心がけ過ごしてまいりました」「そんな私が、皆様に私生活についてこのような報告をする日が来るとは」とあるように、SNSで“プライベート感”や“自身のキャラクター”を一切開示していない。バラエティ番組に積極的に出演するイメージもない。作品で見るほど私生活はキラキラしていないのか、スターであるのに普通っぽく見せているのか。芯の部分をは明かさず、閉ざされている。それが“特別感”となって、私生活の報告をした時に一気に大衆の期待感が膨れ上がり、爆発的な話題性をもたらしたのではないか。

 これはかなりのレアケースで、SNSを投稿せずとも、バラエティ番組で積極的に立ち回らずとも進んでいける、女優としての実力を兼ね備えた新垣だからこそできること。あえてプライベートを見せないのではなく、見せる必要がないほど役者としての存在感が伴っているのだ。そんな稀有な立ち位置の新垣がどのような活躍を見せてくれるのか、今後の作品にも期待したい。

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