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神田うの、夫の脳梗塞に車の中で涙 “激動の2020年”経て「すごく絆が深まった」

 昨年6月末に31年間在籍した所属事務所を退社し、現在は個人事務所として活動しているモデル・タレント・ファッションデザイナーと活躍する神田うの(46)。彼女が初プロデュースした“美容化粧水”「Peau de Bijou UNO」(ポー・デ・ビジュー ウノ)がきょう21日から先行予約販売が開始された。退社から約1年が経ち、ここに発売に行き着くまでの“激動の2020年”を語ってくれた。

神田うの (C)ORICON NewS inc.

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 「昔みたいにバリバリ仕事をしているわけでもなく、いろんなCM契約があるわけでもなく、テレビのレギュラー番組があるわけでもない。フリーで自分のペースで好きなことをやっていけたらというのと、子育てでも忙しく、事務所の戦力にもなっていないなというのもありました」と退社を決意するに至った理由を話す。

 そして「夢のひとつだった」というように、去年の8月から同製品のプロデュースに着手していたが、11月に夫で実業家の西村拓郎氏が脳梗塞で救急搬送された。現在でこそ「見た目は健常者に見えるような感じにはなっています。歩けるようになってもいますし」と徐々に回復していることに安堵する。

 それでも「最初は歩けない、車いすにも乗れない状態でした」と夫の姿に愕然とするような瞬間もあった。神田自身も「私もつらかったです。献身的とは言えないですし、母に助けてもらいました。最初の1週間はどうなるかもわからず、泣いちゃったりもして…本人の前で泣けないので、病院を出て車の中で泣いたりもしました。父と母に感謝ですね」とあらためて両親の存在の大きさを実感した。

 「初めてのことでしたから、とにかく必死でした」と振り返り「実は私も12月に4日間入院していたんです」とヘルニアで腰を悪くしていたことや、睡眠不足などが重なり脳脊髄液減少症を患ったことを明かす。「2020年はいろんな意味で大変でした。最後に追い打ちかけられましたね」と苦笑するも「とにかく元気で、復活することができてよかったです。健康あっての人生ですから」となによりも命があることに感謝する。

 事務所退社から家族の病気など、さまざまなことがあった昨年は「神さまが試練を与えてくださった」といい「でも、今回のことですごく絆が深まった」とポジティブな出来ごとと捉える。2007年から続く夫婦仲を保つ秘けつを聞かれると「結局『好き』なんですよね。思いやり…とかありますが、思いやれないときもあるじゃないですか?(笑)。お互いに学びだったと思います。一番は愛情です。愛情があるからけんかもすると思いますし」と話した。

 神田がプロデュースした同製品は、「年齢を重ねるごとに肌そのものが宝石のような輝きやつやを持ち続けること」を目指して、神田のこだわりをふんだんに取り入れている。「Peau de Bijou」はフランス語で「宝石肌」という意味で、本物の宝石から抽出した成分や、肌への抗酸化作用、良い香りを放つローズ、高いエイジングケア成分「幹細胞」を自らセレクトし、配合している。

 神田は「自分がほしいというものを考えて、完ぺきを追求しました。夢だった化粧品作りなので、男性でもみなさんに使ってもらえるとうれしいです」とアピール。使い心地については「私の大好きローズの幸せな香りが漂い、しっとりとうるおいます」とこだわり抜いた製品に胸を張った。

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  • 神田うの (C)ORICON NewS inc.
  • 自身がプロデュースした美容化粧水をアピールする神田うの (C)ORICON NewS inc.
  • 神田うの (C)ORICON NewS inc.

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