女優の黒川芽以（34）が13日、自身のインスタグラムを更新し、昨年12月ごろからタイに移住していたことを明かした。

　黒川は今年4月に第1子男児の出産を報告していた。この日のインスタグラムでは「誕生日を迎えました！」とし、「母になってからだと、なんだか不思議な気分。祝ってもらっていいのかな、というかなんというか。この間の母の日も、不思議な気分だったな。でもいつまでも、お母さんにとっては、子供なのかな。それとも違うのか。それはまた、自分がもっと歳をとらないと、わからないことなのかなとも思う」と心境をつづった。「とにかく、1年が早くてびっくり！ 毎日を大切にしていかねば」と気持ちを新たにしていた。

　続けて「このような状況ですし、言うべきか言わぬべきか、悩んでいたのですが、実は昨年の12月くらいから、タイに住んでいます。そしてタイで出産しました」と告白。「お仕事でご迷惑をおかけしないためにも、報告することにしました」と記した。

　「お仕事があれば、日本に戻ってやることも考えていたのですが、今の状況では行き来が難しいので、コロナがもう少し落ち着くまではできないかなと思っています」とし、「ずっとタイではないので、もちろん戻ったらまた作品作りができたらうれしいです。仕事はずっと続けたいと思っています」と語った。そして「日本の状況もとても心配です。みなさんも、気を付けて」と呼び掛けた。

　黒川は1987年生まれ。東京都出身。子役としてデビューし、2004年に『ケータイ刑事 銭形泪』に主演。05年のNHK連続テレビ小説『風のハルカ』では、主人公ハルカ（村川絵梨）の妹・アスカを演じた。2019年6月に一般男性との結婚を発表した。