お笑いコンビ・千鳥（大悟・ノブ）、かまいたち（山内健司・濱家隆一）による日本テレビ系単発バラエティー『千鳥vsかまいたち』が19日の午後11時59分から放送される。今年1月から3月まで毎週日曜お昼に全10回放送し話題となった同番組がパワーアップして復活。初のスペシャルゲストとして女優の優香が登場する。

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　同番組は大阪時代から仲が良かった2組が世の中のあらゆるものに「まだ笑える余地“笑いシロ”があるのか？もっと面白くできるのか？」を4人ならではの発想力とトークで“笑い”に昇華させるのがコンセプト。あえて4人だけの世界観で日曜の昼間らしからぬディープでスリリングな笑いに挑み、「#スーツプードル」や「#グッチ濱家」など、放送後にSNSでトレンド入りした名物キャラクターも数多く誕生した。

　ゲスト登場前にまず4人だけでスタジオの会議室に集合してトーク。大悟は「緊張してます。特にワシら世代には1番憧れの存在。全員1回はカノジョにしたいと思ったはず」とアツい思いがあふれ出し、濱家も「思いました！ドンピシャです！まじでドキドキします…」と同意。ノブも「キラッキラしてるよな！」と興奮気味で、山内は「スベれない…」と思わず心配に。なかでも、大悟は「ワシはどうしても優香さんと今日やりたいことがあるから…これは夢！」と“持ち込み企画”もあるようで…。

　スタジオでは「優香の魅力」を伝えるため、1997年デビュー当時からの懐かしい映像も集めた遍歴VTRも紹介。芸名“優香”の由来や『THE夜もヒッパレ』出演時の話も。また、優香を語る上で最も重要な存在、志村けんさんとの秘話も同じく親交のあった大悟と共に語り尽くす。志村さんと出会い、17年間にわたり番組共演しコントの面白さを教えてもらった優香は「初めて志村さんとコントをやった時、スタッフさんが笑ってくれて…それがすごく気持ち良くてうれしかった」と懐かしむ。意外にもバラエティー番組に苦手意識のあったという優香だが志村さんのおかげで、コントが1番好きな番組になったと語る。

　番組後半には、大悟が長年の夢だった『優香との学園コント』が実現。題材は優香が好きなかまいたちのコント『ホームルーム』。キングオブコント決勝でもかまいたちが披露した名作を千鳥の2人と優香もメンバーに加わり“一夜限りのスペシャルバージョン”で行うことに。制服姿のコント衣装に着替えた優香の登場に「イイよな〜」と大悟は思わずうれしさ爆発。数々の番組で共演してきた千鳥とかまいたち4人にとっても、実はこれがコント初共演となる。

　5人でのコントが終わり、安堵する4人のなかただ一人、大悟だけがまさかの不満顔で「ちょっとごめん！もっと面白いのに変えて良い？神様（志村さん）とコントしてる人やから、ワシは…」と、かまいたちのネタに“笑いシロ”を足していくことに…。果たして、大悟プロデュースで進化させたコントはどういう結末を迎えるのか。

　収録後、優香は「千鳥さんもかまいたちさんも今をときめく面白い人たちなので、楽しかったです！大好きで、ずっと見たかった“生・山内さんの顔”も見られて…今思い出すだけでも笑っちゃうくらい幸せでした！」と大満足。そして「制服も久しぶりに着られたし楽しかったです！コント中、机に顔を伏せなければいけない場面で、山内さんの最高に面白い顔を見られないのが残念でしたが…。でも、想像しただけでちょっと笑ってしまう（笑）“大悟さん演出”のコントも面白かったです！ノブさんも最高でした！」とすっかり楽しんだ様子だ。

　一方、優香について「かわいかった」と声をそろえる2組のなか、ノブは「収録現場が楽しくなるね。ずっと楽しくなかった？」と興奮気味で、濱家も「楽しかったです！ずっと笑ってくれるからですよね！」と納得。大悟は「できるなら優香と全番組一緒にやるもんな！」とぶっちゃけ、「だって、一緒にやりたいやろ！会いたいやろ！週一で！」とすっかりメロメロに。

　また、ノブが「あと、かまいたちのコントに参加できたのはうれしかったな」と充実感をみせるも、濱家は「アレ、かまいたちのコントじゃないですよ！」とツッコミ。大悟は「いやいや！かまいたちのコントって聞いてるよ」と譲らず、ノブも「まぁ“大悟演出”が入ったけど…」と苦笑する。山内が「“大悟演出”のみ残ってましたよ。『ホームルーム』は僕が一番変な奴のコントですよね？」と首をかしげるも、ノブから「そうやな…ばかばかしい作品！（笑）」と言い切られていた。