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中田喜子、橋田壽賀子さん偲ぶ「いつも力強い声でお話なさる先生」

 脚本家の橋田壽賀子(本名:岩崎壽賀子)さんが、急性リンパ腫のため4日午前9時13分、95歳で死去した。橋田さんの代表作であるドラマ『渡る世間は鬼ばかり』シリーズに出演していた女優・中田喜子(67)が5日、所属事務所を通じ追悼コメントを寄せた。

中田喜子 (C)ORICON NewS inc.

中田喜子 (C)ORICON NewS inc.

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 「橋田先生の作品に初めて出演させていただきましたのが、25歳のときでした」と振り返った中田は、「それから40年以上、先生が生み出す人間味あふれるドラマに出演させていただきました。いつも力強い声でお話なさる先生にもうお会いできなくなるとは、今も信じられません。心よりご冥福お祈り致します。合掌」と胸中をつづっている。

 中田は『渡る世間は鬼ばかり』シリーズで岡倉家の三女・文子を演じていた。

 橋田さんは、京城出身。松竹に入社。1959年よりフリーの脚本家になる。『おしん』、『渡る世間は鬼ばかり』、『春日局』、『おんな太閤記』など、数々の国民的テレビドラマを生み出し、大ヒットとなる。66年、TBSプロデューサーの岩崎嘉一と結婚。92年、橋田文化財団設立し、理事長に就任。

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  • 中田喜子 (C)ORICON NewS inc.
  • 橋田壽賀子さん (C)ORICON NewS inc.

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