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『とくダネ!』大団円で22年の歴史に幕 小倉智昭が涙ながらに語る「長い間、ありがとうございました」

 フリーアナウンサーの小倉智昭(73)が、26日放送のフジテレビ系『情報プレゼンター とくダネ!』(月〜金 前8:00)に生出演。5646回目を迎えた放送で、1999年4月1日のスタート以降、22年の歴史に幕を下ろした。

小倉智昭 (C)ORICON NewS inc.

小倉智昭 (C)ORICON NewS inc.

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 放送開始当初から小倉が司会を務め、2016年7月には「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」での放送回数最多記録を更新。番組では、小倉が独自の目線でニュースや社会問題を斬り、長年にわたり注目を集めてきた。自らもニュース現場を取材し、オリンピックについては、2000年のシドニー大会から取材を始め、北京大会以降は、夏季、冬季、全ての会場へ足を運び、生中継で熱狂を伝えてきた。

 この日の放送で、スタジオへと向かう様子を密着された小倉は「いっぱいメールとかきて、それ読むと感傷的になっちゃうね」としんみり。その後、本番を迎え、水色の明るいスーツで、おなじみの「おはようございます!」とあいさつすると「22年間でこんな明るいスーツを着たのは初めてです。きょうは本当に慌ただしい朝を迎えまして。うしろのゲストを見てください」と笠井信輔をはじめ、これまでの『とくダネ!』出演者たちとのトークを楽しんだ。

 別スタジオにも、これまで出演してきたメンバーが集結。最終回では、これまでの名場面を小倉が自らプレゼン。開始当時は画期的だった、司会者による「オープニングトーク」は小倉の発案だったそうで、その意図について「その頃は、朝大きなニュースをドンと取り上げて、30分くらい映像を流して、それから司会者が出てくる。それはおかしいでしょうと…」と明かした。

 大黒摩季、寺尾聰といった豪華ゲストがサプライズ出演で、小倉をねぎらい。寺尾が登場するなり、小倉はふっと目をうるませ、涙をぬぐう仕草を見せ「オレ、ちょっとダメだわ。大好きな男なんです」と呼びかけた。さらに、山崎夕貴アナが代読する形で、小倉の妻からの手紙も。「膨大な数の本を読み、ライブやスポーツに。自分の目と耳で納得したものだけを紹介したい、その気持ちをまっとうしました。22年間、心から尊敬しております。これからもよろしくね」といった言葉に、小倉は目に涙を浮かべながら「尊敬していたんだ…」と感慨深げに語った。

 コブクロが別スタジオからライブを行う際には、小倉も移動して、渾身の熱唱を聞き入った。小倉は「ありがとうございました! コブクロのお2人が来てくれたのは、本当にうれしくて。デビューからですもんね。2人の歌が大好きで、今でもバリバリやっている、お2人を見るとうれしいです。番組がみんなつないでくれたんですよね。今でもよく聞きますよ」と言葉に力を込めた。

 最後は、小倉からのメッセージ。「22年間、本当にありがとうございました。私を支えてくれたスタッフのみなさん、キャストのみなさん、スポンサー、何よりもテレビの前で応援してくださったみなさん、ありがとうございます! 今朝、初めて朝日の写真をレインボーブリッジから撮りました」とコメント。「番組はみなさんに応援してもらわないとできない。こんなに長い間できるとは思っていませんでした」と話しながら「来週から『めざまし8』という番組が始まります。僕がいなくても絶対にいい番組ができると思います。来週の月曜から、ひとりの視聴者として楽しませてもらいます。本当に長い間、ありがとうございました!」と涙ながらに深々と一礼した。

 後番組として、俳優の谷原章介と永島優美アナがメインキャスターを務める『めざまし8(エイト)』(月〜金 前8:00〜9:50)がスタートする。

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