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『鬼滅の刃』作者、アニメ・漫画文化の発展に「微力ながら努力精進したい」

 国際アニメーション映画祭『東京アニメアワードフェスティバル 2020』(TAAF2020)の授賞式が12日、都内で行われた。アニメ オブ ザ イヤー部門の個人賞として、人気アニメ『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴氏が原作・脚本部門で受賞し、喜びのコメントを寄せた。

TVアニメ『鬼滅の刃』のキービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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 『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた漫画が原作で、コミックス累計1億5000万部を突破する人気作で、2019年4月から9月にかけてテレビアニメが放送され、人気に火が付き社会現象化。現在公開中の劇場版が興収384億円を突破(8日時点)しており、テレビアニメ第2期が年内に放送されることが決まっている。

 今回の賞を受賞して吾峠氏は「このたびは光栄な賞に選んでいただき、嬉しい反面あまり現実感がなく、思い出しては恐縮の極みを繰り返しています。素晴らしいアニメを作っていただいたこと、たくさんの方に漫画を読んでいただけたこと、素晴らしいご縁を繋いでいただけた幸運に心から感謝しております」と感謝。

 続けて「全ては応援してくださった皆さま、作品づくりに関わってくださった皆さまのお陰です。これからもアニメや漫画の素晴らしい文化が盛り上がっていけるよう、微力ながら努力精進したいと思います」と意欲を見せた。

 なお、作品賞のテレビ部門は『鬼滅の刃』が受賞しており、アニメ制作を担当したユーフォーテーブル有限会社からは「TAAF2020作品賞テレビ部門に『鬼滅の刃』が選ばれてから、1年が経ちました。遅ればせながら有難うございました。現在、『劇場版「鬼滅の刃」』無限列車編』が劇場公開中ですが、先日、「鬼滅の刃」遊郭編のTVアニメ化が決定しました。これからもよろしくお願いします」とコメントを寄せた。

 2021年で8回目の開催となる『TAAF』は、2002年に『東京国際アニメフェア』の一環として行われた『東京アニメアワード』を独立・発展させた国際アニメーション映画祭。「次世代のアニメーション制作を担う人材の発掘・育成等を行い、東京のアニメーション文化と産業の発展・振興を図ること」及び「東京の魅力を発信し、東京の観光振興に資すること」を目的としている。『TAAF2020』は、2019年度(2018年10月14日〜2019年9月30日)の全上映・放送作品439作品を選考対象とした。

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