芸能プロダクションのスウィートパワーは10日、『文春オンライン』で岡田直弓社長が所属女優に対してセクシャルハラスメントを行ったと報じられた記事内容について、「法的措置を含めた対応を検討」すると公式サイトで発表した。

　サイトでは「週刊誌『週刊文春』（2021年3月18日号）の一部報道について」と題したコメントを掲載。「本件記事の内容は、事実に反する内容が多く含まれていることに加え、岡田を犯罪者であるかのように評するものであり、極めて不当なものです」と訴え、「同紙の取材で回答しているとおり、岡田は当該女優に対してセクシャルハラスメントを行った事実はございません」と否定した。

　一方で、「所属事務所の社長としての立場として、所属女優に対するサポートや指導の過程で、その距離の取り方において不快な思いをさせていたということであれば、その点は誠に申し訳なく、率直に反省しなければならないと考えております」と伝えた。

　また、記事内で「岡田の私生活に関する事柄や性的志向・ジェンダーに関する事項など、公開を欲しない内容が興味本位に記述されており、これらは明らかに岡田の人権やプライバシーを侵害するものです」と主張し、「岡田の人格に対する誤った印象を植え付けようとする本件記事に対し、法的措置を含めた対応を検討してまいります」とした。

　同社は内山理名、黒木メイサ、桐谷美玲、桜庭ななみなど、系列の事務所には俳優の岡田健史などが所属する。