NHK Eテレ『趣味の園芸』（毎週日曜　前8：30）の番組の顔であるナビゲーターが、11年ぶりに交代する。10年にわたり出演した“園芸王子”こと俳優の三上真史から、スウェーデン出身の庭師・村雨辰剛（むらさめ・たつまさ）にバトンタッチする。新生『趣味の園芸』は4月4日よりスタートする。

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　日本の文化が大好きで19歳の時に日本に移住。23歳で造園業の世界に飛び込んだ。日本国籍を取得した今、和の庭のプロフェッショナルとして活躍している。好きな植物は松と竹。季節を彩る華やかな草花には関しては、意外にも門外漢という。『趣味の園芸』のナビゲーターとして、「視聴者の皆さんと一緒に、草花を育てるノウハウを学んでいきたい」と意欲満々だ。

　三上は10年にわたり、日曜朝のEテレの顔として、園芸のすばらしさを明るく爽やかに伝えた。およそ500回にわたり、さまざまな ジャンルの植物の専門家から園芸の手ほどきを受けてきた三上。4月からの『趣味の園芸』では、毎月1回「三上真史 ニッポン花づくし」のコーナーで、一級品の花を作るプロフェッショナルを全国各地に訪ね、花の魅力を産地から発信する。

■各コメント

・三上真史
54年もの歴史ある番組で10年間ナビゲーターを務め、かかえきれないほどの感謝の思いでいっぱいです。そして、この伝統あるバトンを無事につなげられることを誇りに思います。
4月からは、これまで学ばせていただいた知識と経験を生かし、園芸の魅力を教え伝える立場として出演させていただきます。花のある暮らしを皆さまと共にさらに楽しんでいきたいです。今後とも変わらぬ応援のほどよろしくお願いいたします。

・村雨辰剛
長年愛されてきた番組に、ナビゲーターとして参加させていただける事に、とても感激しています。園芸と造園はともに植物を扱いますが、似ているようで別物です。これから番組の中で皆さまと一緒に園芸を学び、「庭師」としても成長していきたいです。
全力で頑張っていきますので、よろしくお願いいたします！