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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開にファン万感「ついにこの日が」 月曜早朝から座席完売で封切り

 庵野秀明総監督の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が8日朝、公開を迎えた。前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開から8年と4ヶ月、さらに第1作公開から実に13年半の時を経てついに『新劇場版』シリーズが完結。新型コロナウイルスにともなう緊急事態宣言で2度の公開延期を経て封切りを迎えたこの日、初回上映を鑑賞するため多くのエヴァファンが月曜早朝にもかかわらず劇場に集った。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4作のビジュアル(左から序、破、Q、シン・エヴァ) (C)ORICON NewS inc.

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4作のビジュアル(左から序、破、Q、シン・エヴァ) (C)ORICON NewS inc.

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 東京・新宿のバルト9では、午前7時からの初回上映の座席は完売。この日、出勤前に劇場に駆けつけたという30代の女性は「前作から8年以上待ち続けて、ついにこの日が来たという思い。初回の上映に立ち会えたことを心から幸運に思います」と興奮を抑えきれない様子で語ってくれた。

 同じく仕事の前に訪れたという20代後半の男性は「高校生の頃『エヴァ』にハマり、『新劇場版』シリーズを追いかけてきましたが、気がつけば30歳近くになっていて、感慨深い。どんな結末を迎えるのか想像もつかないですが、しっかり受け止めたいと思います」と話していた。

 『新劇場版』シリーズは、TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』に新たな設定とストーリーを加え全4部作として「リビルド」(再構築)したもので、今作は、2007年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、09年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、12年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』に続く作品であり、完結編となる。

 当初は昨年6月に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で今年1月への延期を発表。さらに2度目の緊急事態宣言を受け、1月に再延期が決定。先月26日に、「継続的に各劇場にて有効な感染対策がなされていること、さらに感染リスクを軽減する新たな鑑賞マナーの定着に鑑み、今回の決定に至りました」として3月8日の公開が決定した。

関連写真

  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4作のビジュアル(左から序、破、Q、シン・エヴァ) (C)ORICON NewS inc.
  • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』スタッフたちの寄せ書きポスター (C)ORICON NewS inc.

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