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井ノ原快彦、放送60周年『みんなのうた』大使に「みんなが知っている歌がある」

 V6井ノ原快彦が、4月に放送開始60年を迎えるNHK『みんなのうた』の魅力を伝える『みんなのうた60』プロジェクトの大使を務めることが明らかになった。

『みんなのうた60』プロジェクトのアンバサダーを務めるV6の井ノ原快彦

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 1961年4月3日から放送開始され、約1500曲のうたを届けてきた『NHKみんなのうた』。「大人も子供も口ずさめる『みんなのうた』が大好き」と語るアンバサダーの井ノ原は、1997年に『みんなのうた』でおなじみの「WAになっておどろう」をV6としてカバーし、大ヒットを記録。2017年には『みんなのうた』で気になったクリエイターに依頼して制作された「太陽と月のこどもたち」が『みんなのうた』に採用されるなどしてきた。

 井ノ原は「事務所に入って間もないころ、仲間たちと楽屋にいたとき、僕が『北風小僧の寒太カ』を口ずさんだら、何人かが『寒太郎!』って追っかけの部分を歌ったんです。生まれた場所も育った場所も全然違うのに、みんなが知っている歌があるというのは、本当にすごいことだと思いました」と、思い出話とともに『みんなのうた』の魅力を語った。

 プロジェクトのキックオフ特番が、2月27日(後7:00〜7:55)にNHK Eテレで放送されることが決定。井ノ原をはじめ、上白石萌音古坂大魔王ヒャダイン森山良子(50音順)ほかが出演し、60年の歴史を振り返る。番組にゆかりのある多くの歌手、クリエイターたちも登場するほか、上白石は歌唱も。そして、大物歌手が60周年記念曲を書き下ろし!? 詳細は番組内で発表される。

 「肩ひじ張らずに、みんなの心に届くような番組になったら」という井ノ原は「今、日本中、世界中が大変な状況にありますが、きっと皆さんのそばには歌があり、その歌のおかげで、楽しかったころを思い出したり、これから先がんばっていこうという気持ちになれたりするはずです。そんな歌が、60年、1500曲も生み出されたわけですから、見るだけで元気になれるような番組になったらいいなと思います」とコメントしている。4月以降も井ノ原出演の特別番組の放送が予定されている。

 『みんなのうた』公式サイトでは、2月1日午前0時より、視聴者の『みんなのうた』の思い出やエピソードを募集。歌手名、作詞・作曲者名のキーワード検索もできる。5月上旬締め切り予定。

◆「みんなのうた」
NHKのテレビ・ラジオで放送されている5分間の音楽番組。隔月で良質なオリジナル楽曲とアニメーションなどによる楽しい映像を制作・放送している。1961年4月3日、「誰も知らない」と、チェコ民謡「おお牧場はみどり」の放送を皮切りに、「手のひらを太陽に」(62年)、「ちいさい秋みつけた」(62・72・82年)、「クラリネット(を)こわしちゃった」(63・72年)、「ねこふんじゃった」(66年)、「グリーングリーン」(67年)、「森の熊さん」(72年)など、数々の名曲をお茶の間に届けてきた。

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