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高橋文哉、「人生の中で一番成長を感じた」濃い1年のその先は? 「真摯に向き合っていく」

 令和最初の仮面ライダー作品『仮面ライダーゼロワン』(2019年9月〜20年8月)の主人公・飛電或人/仮面ライダーゼロワン役に抜てきされ、俳優デビューした高橋文哉(19)。『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』が昨年末に無事公開され、ヒーロー作品に一区切りつけた。昨年12月26日に自身初の写真集「架け橋」(ワニブックス)を発売。「この1年、僕の中では非常に濃い1年で、人生の中で一番成長を感じられた年でした。この本はその成長をお見せすることができる最高の1冊だと思います」とアピールする自信作となっている。

高橋文哉ファースト写真集『架け橋』(発売中)より

高橋文哉ファースト写真集『架け橋』(発売中)より

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――『仮面ライダーゼロワン』お疲れ様でした。今の心境は?

【高橋】撮影が終わった直後は、やり遂げることができたことはうれしかったんですが、「終わった、やったー!」という気分ではなく、寂しいという感情でいっぱいでした。新しい作品もはじまって、もう僕の時代じゃないことを実感しました。少し時間が経った今は、皆さんをお待たせしていた劇場版も公開する事ができ、達成感がすごいです。残せたものがありますし、だいぶ心境が変わりました。

――『仮面ライダーゼロワン』で印象に残っていることは?

【高橋】制作発表会見の日のことは一生忘れないと思います。会見も緊張しましたが、その後、20〜30社の取材を受けて、それがおわってようやく控え室に戻ったら、携帯が鳴っている。携帯の通知が100以上、電話の着信もすごくあって、思わず閉じました(笑)。その日からSNSのフォロワーもみるみる、千人単位で増えていって。本当にライダーってすごいんだなって思いましたし、責任も感じました。

 そもそも自分が仮面ライダー作品に出られるなんて、ましてや主役ができるなんて、全く思っていなかったんです。高校時代は学業を優先して、オーディションもあまり受けていなかったので、高校卒業するぞ、よし、片っ端からオーディションに挑戦したい!といった感じでした。たくさん受けた中で、ライダーのオーディションは最終選考まで残っても、なれるとは思っていなかったです。

 最後5人残っていたんですけど、実は、全員受かったんです。或人が僕で、諫(岡田龍太郎)、迅(中川大輔)、滅(砂川脩弥)、垓(桜木那智)に配役されました。仮面ライダーは若手俳優の登竜門的存在と言われているので、実際、或人をやれたことで開けた道もあると思いますが、それで終わりではない。『仮面ライダーゼロワン』が終わった後、どうなるんだろうって、ずっと思っていました。

――『仮面ライダーゼロワン』のレギュラー放送終了後、間を置かず10月期の連続ドラマ『先生を消す方程式。』(テレビ朝日)にレギュラー出演し、狂気に満ちた優等生を熱演。1月期のドラマ『夢中さ、きみに。』(MBSほか)も学園ものです。或人の会社社長も板についていましたが、年齢的には、等身大で高校生役を演じられる。

【高橋】あと5年は制服を着て、高校生役を演じたいです(笑)。『先生を消す方程式。』は、『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』の撮影が終わったその日に髪を黒に染めて、4日後にクランクインしていました。そのスケジュールのタイトさに驚きましたが、仕事がある、というだけで安心できました。

――『夢中さ、きみに。』は、和山やま氏の漫画が原作。男子高校生たちの少し不思議な、なんでもない日常をたんたんと描く青春群像劇で、高橋さんはモテすぎた中学校時代のある事件をきっかけに、平穏な日常を求め“逆・高校デビュー”した男子高校生・二階堂明(にかいどう・あきら)役を演じます。制服のブレザーをインした奇妙な格好が話題になりましたね。

【高橋】短期間で、それぞれ個性の強い高校生役を演じることができて光栄に思います。もちろん、難しさも感じています。とくに、『夢中さ、きみに。』は漫画原作の作品が初めてなので、原作ファンの皆さんの期待をいい意味で裏切れるように、演じられたらいいな、と思っています。

――仕事としてどうですか? 役者は。

【高橋】楽しいです。楽しいはそのままに、最近は“難しい”が勝ることもありますね。『ゼロワン』の最後の方が楽しすぎて(笑)。自分ががっちり役にハマったときの楽しさを『ゼロワン』で味わってしまった。でも、それは仮面ライダー作品で、1年かけて役に向き合うことができたからだと思うんですね。『先生を消す方程式。』では1クールのドラマに取り組む難しさに直面しましたし、これから先、難しいな、と思ったことにどのように噛み砕いて攻略していくかが課題。真摯に仕事に向き合っていこうと思っています。

――人生が変わった10代の最後の姿を写真集「架け橋」に残すことができて、よかったですね。

【高橋】はい、本当にそう思います。感謝しかないです。写真集を出せたのもファンの皆さんのおかげ。最初は、売れるのかな?と心配していましたけど、発売イベント(東京・名古屋・大阪で開催)の整理券が完売したと聞いて、改めて自分を応援してくださっている人たちの存在を実感して、ますます感謝の気持ち、ありがとうございます、というのを伝えたいな、と思いました。

――冬はスノーボードに雪見風呂、夏はプールではしゃぐ様子や、夕暮れの海でちょっと大人っぽい雰囲気も。高橋さんのアイデアが満載と聞きましたが?

【高橋】自分でこういう写真を撮ってもらいたいというアイデアをいろいろ出して、それを叶えてもらって、本にしていただきました。昨年2月と7月の2回に分けて撮影しているんですけど、1回目と2回目の間には緊急事態宣言の自粛期間があって、その間だけでもだいぶ自分の気持ちが変わったなと思うし、顔もすごく変わっていると思います

――2021年はどんな年に?

【高橋】より一層、お芝居と向き合う年になりそう、というかそうしたいと思っています。1年間で1つの役を経験させていただいたので、1年間で4役以上、いろんな作品、いろんな役、共演する役者さんたちから学んで、吸収していきたいです。

■高橋文哉ファースト写真集『架け橋』
価格:2500円(税別)
仕様:A4判・並製・128ページ
撮影:田尾沙織
発売:ワニブックス

■ドラマ特区『夢中さ、きみに。』
MBS:1月7日スタート、毎週木曜 深0:59〜
テレビ神奈川:1月7日スタート、毎週木曜 後11:00〜
チバテレ: 1月8日スタート、毎週金曜 深0:00〜
テレ玉: 1月13日スタート、毎週水曜 深0:00〜
とちテレ: 1月14日スタート 毎週木曜 後10:30〜
群馬テレビ:1月14日スタート 毎週木曜 後11:30〜

<配信>
見逃し配信:TVer、MBS動画イズム、GYAO
見放題独占配信:TELASA、auスマートパスプレミアム、J:COMオンデマンド、milplus

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