人気グループ・King ＆ Princeの岸優太と神宮寺勇太が、24日発売の『act guide[アクトガイド] 2020 Season 7』（東京ニュース通信社刊）の表紙に登場。現在、KinKi Kids堂本光一演出のもと、東京・帝国劇場で上演中の『DREAM BOYS』に出演する2人。巻頭特集では自身と役を深めるスペシャル対談と光一との特別クロストーク、観劇レポートを公開する。

　今号ではコロナ禍という未曾有の危機に直面しながらも、一歩ずつ前進しようとしている演劇界。そんな日本演劇界における、この秋冬の注目作を、『ストレートプレイ』『ミュージカル』『伝統芸能』『小劇場』『ダンス』などジャンルレスに特集。日本全国各地や隣国・韓国の演劇事情のほか、今だからこそ楽しめるNY・ロンドンの配信公演もご紹介する。話題作の観劇レポートも掲載している。

　特集では図夢歌舞伎『弥次喜多』『壽 初春大歌舞伎』松本幸四郎×市川猿之助、市川染五郎×市川團子、2021年版の豪華キャストが勢揃い。“レミゼ愛”を語り合う『レ・ミゼラブル』佐藤隆紀×知念里奈×濱田めぐみ×斎藤司×森公美子／屋比久知奈×生田絵梨花×内藤大希×相葉裕樹×小野田龍之介。

　さらに深みを増したSHOCKカンパニーの結束に迫る『Endless SHOCK -Eternal-』上田竜也×梅田彩佳×越岡裕貴×松崎祐介×前田美波里、あの濃密な劇空間が再び立ち上がる『フェードル』大竹しのぶ、年末年始の決定打、そして新年にふさわしい、驚きと希望に満ちたステージ『INSPIRE 陰陽師』大沢たかお、乱世に響く井上ひさしの名台詞、今だからこそ伝えたい『藪原検校』三宅健。

　松尾スズキの濃密な4人芝居が新たによみがえる『マシーン日記』大根仁×横山裕、ミュージカルに強い志を持つ2人が、親友役でソンドハイム作品に挑む『メリリー・ウィー・ロール・アロング』平方元基／ウエンツ瑛士、知っておきたい日系人の歴史。ブロードウェイを湧かせた名作を日本人キャストで送る『アリージャンス〜忠誠〜』濱田めぐみ×海宝直人。観客に笑顔を届けるべく、いよいよ新感線が走り出す、劇団☆新感線『月影花之丞大逆転』いのうえひでのり×古田新太が登場する。

　コロナ禍の現状を伊達なつめが緊急レポートする『コロナと闘う演劇人たち』には詩森ろば／福井健策／安孫子正、現地在住electronic music designer・ヒロ・イイダ に聞く、ブロードウェイの今。そのほか、連載、公演レビュー、1・2月の公演など演劇界の“今”が詰まった1冊となっている。