日本航空（以降、JAL）と日本コカ・コーラがコラボレーションした新CMが、きょう21日よりオンエアがスタート。プロサッカー選手“キング・カズ”こと三浦知良の長男で俳優の三浦りょう太（りょう=けものへんに寮のうかんむりなし）と、平松剛法律事務所のCMで歌声が注目された永井彩加が、小田和正の「会いに行く」に乗せて初々しい演技を披露している。三浦は初めて出演するCMがJALであることに、「僕が生まれたキッカケというか、両親の出会いがJALだったので、とても縁を感じました」と感慨もひとしおだ。

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　三浦知良選手が、JAL沖縄キャンペーンガールとしてデビューしたりさ子に一目惚れし、猛アタックして結婚に至ったというのは有名な話。また、クリスマス時期に流れるCMに出演するのが夢だったといい、「小さい頃から家族がそろうのがクリスマスから年始にかけてだったので、僕にとってあったかくて好きな期間でした。その期間にテレビで流れているCMが心に残っているので（CMが決まって）うれしかった」と話していたそう。

　今回のCMにはコカ・コーラを飲むシーンもあり、自然に飲むことが難しかったようで、「14テイクを出してしまった」と苦笑い。また、今回は博多弁にもチャレンジしており、博多に住む知り合いに頼んで、レクチャーしてもらい、その努力の甲斐もあって、方言指導の担当者もお墨付きを与えていた。

　CMは人に会うこともはばかられた2020年の最後に、幸せな気分になれる感動的なストーリー仕立て。三浦と永井が東京に住む男の子と故郷に残る女の子の遠距離カップルを演じる。久しぶりに帰省する彼を、彼女が空港で出迎える、恋人同士の再会シーンだけでなく、単身赴任先より帰省したお父さんを迎えに来た家族や、友人たちとはしゃぐ女子大生、人目もはばからず抱き合うカップル、おばあちゃんに笑顔で駆け寄る女の子など、さまざまな再会シーンに自分を重ねてみたくなるCMになっている。

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