歌手の水木一郎(72)が16日、都内で行われた第17回『タニタ健康大賞』贈賞式に出席した。今でこそ“アニソン界の帝王”とも称される水木だが、デビュー当時は「“漫画の歌”と言われてまして、歌謡曲と同じ土俵に立てなかった」と明かした。 水木は「何十万枚と売れても、音楽番組に出られない時期がありました。それでも子どもたちにちゃんと歌わないと。目を輝かせる子どもたちを見ていたら『これは良い仕事じゃないか』と思えるようになりました。そして、当時の世界中の子どもたちが大人になって、(番組などに)呼ばれるようになりました。やってて良かった」としみじみと語り、アニソンが浸透していったことを喜んだ。
2020/12/16