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不良漫画『クローズ』作者、怖い人柄定着に悩み 編集長ら“優しい無邪気な人”と説明

 人気不良漫画『クローズ』のスペシャルイベント『Reクローズ、Re男気。〜もう一度、「男」が惚れる「カラス」に会いに〜』が、11日〜13日まで東京・Studio Mixaで開催される。それを記念して11日に内覧会が行われ、『月刊少年チャンピオン』編集長・信田敬介氏と映画『クローズZERO』(2007年公開)片桐拳役を務めたやべきょうすけが出席した。

スペシャルイベント『Reクローズ、Re男気。〜もう一度、「男」が惚れる「カラス」に会いに〜』より (C)ORICON NewS inc.

スペシャルイベント『Reクローズ、Re男気。〜もう一度、「男」が惚れる「カラス」に会いに〜』より (C)ORICON NewS inc.

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 同イベントは、『クローズ』シリーズ生誕30周年と『月刊少年チャンピオン』創刊50周年を記念して開催されたもので、クラウドファンディングで実現した「鈴蘭高校屋上」を再現したフォトスポット、原画、登場人物たちの名言などが展示されている。

 『クローズ』は1990年〜98年まで同誌で連載された人気不良漫画で、不良少年をカラス(CROW)に例えたことからタイトルが名づけられた。開始当初は不良校・鈴蘭に転校してきた主人公・坊屋春道を軸に、さまざまな強敵とけんかを重ねて友情を育んでいく様子が描かれた。シリーズ全体を通して男気あふれる個性的な登場人物たちの生き様が多くの人を熱くし、2007年に小栗旬主演で実写映画化などされた。

 やべは、作者・高橋ヒロシ氏とはプライベートでもお世話になっているそうで「これだけ支持されている漫画の大先生なのですが、それを忘れがちになります。それくらいフランクで人が大好きで、優しい人柄。時折、飲んでいると『この人、クローズを描いているのかな?』というくらい、人間味あふれる方です。無邪気な少年というか」と人柄の良さを告白。

 「仕事場に泊まらせていただいたこともあるのですが、起きたら鼻歌を歌っていたりとか、めちゃくちゃ歌いながら漫画を描いている。作家さんは集中しているイメージがあったのですが、楽しんでせりふをブツブツ言っていて、その姿はすごいすてきだなと感じました」と話した。

 編集時代に高橋氏を長年担当していたという、信田編集長は「高橋先生もひとつの悩みで、ああいう漫画を描いているので、『すごい怖い先生だと思われている』と」と明かしつつ、「会うと本当に良い人。今まで出会った人の中で、人として尊敬できる人が高橋先生。描いている漫画と人というのは合致しませんが、人としてできているのは、漫画に通じる部分がありますよね」と伝えた。

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  • スペシャルイベント『Reクローズ、Re男気。〜もう一度、「男」が惚れる「カラス」に会いに〜』より (C)ORICON NewS inc.
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  • スペシャルイベント『Reクローズ、Re男気。〜もう一度、「男」が惚れる「カラス」に会いに〜』より (C)ORICON NewS inc.
  • スペシャルイベント『Reクローズ、Re男気。〜もう一度、「男」が惚れる「カラス」に会いに〜』より (C)ORICON NewS inc.
  • スペシャルイベント『Reクローズ、Re男気。〜もう一度、「男」が惚れる「カラス」に会いに〜』より (C)ORICON NewS inc.
  • スペシャルイベント『Reクローズ、Re男気。〜もう一度、「男」が惚れる「カラス」に会いに〜』より (C)ORICON NewS inc.
  • スペシャルイベント『Reクローズ、Re男気。〜もう一度、「男」が惚れる「カラス」に会いに〜』より (C)ORICON NewS inc.
  • 『Reクローズ、Re男気。〜もう一度、「男」が惚れる「カラス」に会いに〜』トークショーに登場したやべきょうすけ (C)ORICON NewS inc.

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