不倫騒動で6月10日から無期限活動自粛中のお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建（48）が3日、都内で会見を開いた。「天狗の自覚はあった」と自らを戒めた渡部は、多数の芸能人が不倫を報じられているなか、「馬鹿げていますが、自分は大丈夫という思いがあった」と告白した。

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　報道陣から「芸能人の不倫報道をどういう感じてみていたのか？」と問われ、「自分は大丈夫じゃないかという思いがあった。妻とそういう騒動をみて、こうなるとわかっていたはずなのに…」とおごりがあったことを認めた。

　相方の児嶋一哉が、騒動発覚直後に「天狗になっていた」と叱責したことについては「一番そばにいた相方がそう言ってるので、そういった部分もあったんではないかと。自分はバレないんじゃないかと、調子に乗っていた」と反省。児嶋からは「とんでもない数の人達に迷惑をかけているし、お前の生き方・考え方を一から変えないとダメだっていう話をしてもらいました」と明かした。

　黒のスーツ姿で登壇した渡部は「この度、私がしてしまった大変軽率な行動により、多くの関係者の方々に大変ご迷惑をおかけし、多くの視聴者の方に不快な思いをさせてしまったことを心より、深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と10秒間にわたって頭を下げて謝罪した。

　渡部は今年6月、『週刊文春』で公共の多目的トイレなどで複数の女性との不倫が報じられ当面の間の活動自粛を発表。事務所を通じ「私の不徳の致すところであり、家族を深く傷つけ、また、普段お世話になっている仕事関係の皆様、応援をしてくださる皆様に対し多大なご迷惑をおかけしたと大変猛省しております。妻にも説明し、謝罪しました」とコメントしていた。

　妻・佐々木希（32）も報道直後に自身のインスタグラムで「この度は、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません」と詫び「今回の件について、夫婦でしっかりと話し合いをしようと思います」と記していた。

　渡部は高校の同級生の児嶋一哉と1993年にアンジャッシュを結成。豊富なグルメ知識を生かし「グルメ芸人」としての一面も持ち、プライベートでは、2017年4月に女優の佐々木希と結婚、18年9月に第1子男児が誕生。今回の騒動を受け、MCを務めていたTBS系情報番組『王様のブランチ』を降板した。

　渡部の復帰番組については、大みそかに日本テレビ系で放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！大晦日年越しスペシャル！』と報じられてきた。ダウンタウンの松本人志も先月22日のフジテレビ系『ワイドナショー』でこの件について触れ、実際に現場に渡部が登場し、去ったあとに「ネットで知ってたわ」とつぶやいたことも明かした。

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