お笑いコンビ・ダウンタウンが、回転寿司チェーン『くら寿司』の新アンバサダーに就任したことが3日、発表された。コンビとしては、10年ぶりのCM共演となった『SmartNews』をはじめ、浜田雅功の軽快な歌とダンスが特徴的な『出前館』など、CM業界でも存在感を強めている二人が、あす4日から放送される同社の新CMでもコンビで息の合った掛け合いを見せている。

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　今回の新CMは、くら寿司で食事中の浜田が、たまたま近くの席で食事していた相方・松本人志を発見するというシチュエーション。撮影当日は、セット内にいる松本と、離れた別室のモニター越しに話す浜田の声を同時に収録。リアルタイム独特の緊張感と、そこから生まれるアドリブの爆発力に期待して、「まじわらない二人」というCMコンセプトに沿った形で撮影することに。結果的に台本にない即興の演技やツッコミが次々と飛び出し、監督・スタッフも画面に釘付けとなっていたという。

　今回の起用を受け、松本は「常日頃からダウンタウンは、やっぱり『くら寿司』とともにあると思っておりましたんでね」と誇らしげに胸を張ると、浜田「喜んだっていうか『そりゃそうやろ！』みたいなとこですよね。こんだけ言うてるんだから」と白い歯を見せた。

　撮影秘話に花を咲かせると、松本は「浜田さんが現場で副社長の頭をちょっと叩いていたことだけが、納得いかないなと思っていて。次回から僕が一人で出ます」と暴露。これに「あはははは！　いやほんと、申し訳ございません」と謝罪した浜田だが「でも、副社長が口元にフリスクを付けてたんですよ」と釈明すると、松本は「そこは副社長も悪いです。口元にフリスク付くって、あまりよろしくはないですよ。どっちもどっちかなとは思ったんですけど」と笑っていた。

　きょう3日、オンライン会見に出席した同社の田中信副社長は、ダウンタウンの起用理由について「若者からお年寄りまで人気があり、お二人が『くら寿司』のファンであることから、ブランドアンバサダーに最適」と明かしていた。


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