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『ジュノンスーパーボーイ』グランプリ前川佑さん 14歳で早くも大物の風格 夢はミュージカル俳優

 伊藤英明、三浦翔平、菅田将暉らを輩出した若手俳優の登竜門『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト グランプリ』最終選考会が24日、都内で行われ、応募総数1万7158人の中から北海道出身の中学3年・前川佑(まえかわ・たすく/14)さんがグランプリに輝いた。

『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリに選ばれた北海道出身の中学3年・前川佑さん (C)ORICON NewS inc.

『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリに選ばれた北海道出身の中学3年・前川佑さん (C)ORICON NewS inc.

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 14歳にして身長179センチ。小学校のころはサッカーと剣道をやるなどスポーツも万能で、剣道では北海道で2位になったことも。ギターと歌が趣味で、この日のパフォーマンス審査では弾き語りでDISH//の「猫」を披露した。

 グランプリ発表では、胸に手を当てて喜びを受け止めた前川さん。最終選考会終了後の取材で今の心境を問われると「自信はあったんですけど、まだ実感はないです。感謝の気持ちでいっぱいです」と感無量。発表の瞬間は「やってやったぜ」と思ったそうで、「俺ならできるな、という自信はあった。うれしかったですけど『よっしゃ』っていう感じでした」と笑顔を見せた。友人からは、なにわ男子の高橋恭平に似ていると言われることが多いという。

 サッカーのクラブチームに所属していたが、すでに引退。「そんなにうまい選手じゃない」と謙そんしながら「サッカーを続ける気はなくて、高校で新しくピアノをやってみたい。僕の通ってくれる中学校の先生がクラシックとか弾いてくれる。休日の何もしてない時間が嫌いなので、そういう時間にピアノが弾けたら有意義な土日になるんじゃないかと」と笑っていた。

 応募のきっかけは母で、昨年の夏頃にミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』を見たことで俳優の夢を持った。「今年の1月ぐらいにお母さんが『俳優をやってみたいならジュノンを受けてみたら』と。それをきっかけに応募しました」。今後について「ミュージカル映画が好きなので、歌って踊って演技してみたいな仕事をしてみたい。普通のドラマも出てみたい」と思い描き、憧れの俳優はザック・エフロンやロス・リンチと明かした。

 先輩ジュノンボーイで、この日は審査員を務めた俳優の溝端淳平は「中学生とは思えない舞台度胸。自分のころと照らし合わせて見ても、すごい。きっと努力もされてきたんだろう。14年前の自分とは全然、違いますね」とうなる。アドバイスを求められると「これからなんでもできる。中学生のころに自分の目標が明確にあるって、なかなかない。大物になる予感がします。アドバイスはない。逆に、こちらが学ばせていただくことが多い」と評価し、「いい作品やいい人との出会いに感謝すること」と金言を与えていた。

 告白審査で相手役を務めたゆきぽよは「めちゃめちゃカッコよかった。表情の作り方もよかった。しちゃいけないのに本気のキュンをしちゃいました」と絶賛。MCのずん飯尾和樹は「自分とは違う人生を歩んでいくんだろうな」と遠い目をしていた。

 ジュノンボーイからは仮面ライダーなど“ヒーロー”になる俳優も多い。小さいころには『仮面ライダーオーズ/OOO』と『仮面ライダーW』を見ていたが、前川さんは「特に好きとかは…」と少しだけ気まずそうに告白。それでも、仮面ライダーに憧れるファイナリストの話を聞くうちに「ライダーにもいろいろな種類があるんだなと思った。最近、興味が湧いてきました」と話していた。

 今年で33回目を数える同コンテストは、「あなたの隣のすてきな男の子、推せんしてください」をキャッチフレーズに1988年にスタート。これまでに武田真治、袴田吉彦、柏原崇、小池徹平、平岡祐太、溝端淳平など多数の男性スターが誕生した。応募資格は事務所に所属してない12歳から22歳の男子で、書類審査を通過した約1000人が「BEST1000」として第2次審査に進出した。

 本来であれば6都市7会場で予定されていた地方予選だが、今年はコロナ禍により史上初のリモートでの審査に変更。動画とライブ配信での“オンライン選考”を行い、150人の候補者を「BEST150」に選出した。その後『JUNON』(主婦と生活社)本誌や各サイトでの人気投票により70人→35人→20人→10人と絞られ、敗者復活戦を経てファイナリスト15人が決定した(1人は最終選考会辞退)。

■『第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト グランプリ』各賞
グランプリ:北海道出身の中学3年・前川佑さん(まえかわ・たすく/14)
準グランプリ:北海道出身の大学1年生・青山凌大さん(あおやま・りょうた/19)
審査員特別賞:京都府出身の中学3年生・伊藤佑晟さん(いとう・ゆうせい/14)
ミュゼボーイ賞:岐阜県出身の大学3年生・北村一貴さん(きたむら・いつき/21)
明色美顔ボーイ賞:群馬県出身の大学1年生・金井丈留さん(かない・たける/19)
フォトジェニック賞:千葉県出身の大学3年生・関隼汰さん(せき・はやた/21)

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  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリに選ばれた北海道出身の中学3年・前川佑さん (C)ORICON NewS inc.
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリに選ばれた北海道出身の中学3年・前川佑さん (C)ORICON NewS inc.
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリに選ばれた北海道出身の中学3年・前川佑さん (C)ORICON NewS inc.
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』準グランプリの青山凌大さん (C)ORICON NewS inc.
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』審査員特別賞の伊藤佑晟さん
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』ミュゼボーイ賞の北村一貴さん
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』明色美顔ボーイ賞の金井丈留さん (C)ORICON NewS inc.
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』フォトジェニック賞の関隼汰さん (C)ORICON NewS inc.
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』審査員のゆきぽよ (C)ORICON NewS inc.
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』審査員のゆきぽよ (C)ORICON NewS inc.
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』審査員のゆきぽよ (C)ORICON NewS inc.
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』審査員の溝端淳平 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』司会の飯尾和樹 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)ずんの飯尾和樹、ゆきぽよ、前川佑さん、溝端淳平 (C)ORICON NewS inc.

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