NHKで放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』の舞台の一つ、岐阜市。斎藤道三の居城の時は稲葉山城と呼ばれ、後に織田信長の居城となった岐阜城は再築され、明智光秀も歩いたであろう城へと続く道は登山道として整備されている。岐阜城天守最上階から望む長良川と美濃平野、その先に京都があると思えば、まさに『麒麟がくる』の風景だ。ドラマの放送に合わせて開館している大河ドラマ館や斎藤道三に扮した本木雅弘の等身大リアルフィギュアなど、今しか見られないものもある。 JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から「長良橋方面行き」のバスで約15分。「岐阜公園歴史博物館前」で下車し、まずは岐阜城へ向かう。金華山の山麓と山頂を結ぶロープウェーのりばへ。この山麓駅に、本木“道三”のフィギュアが展示されている。指の毛まで再現されたリアルさは一見の価値ありだ。
2020/11/20