人気グループ・嵐によるNetflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ『ARASHI’s Diary -Voyage-』第18話『11月3日へ』が20日午後5時、第19話『NINO’s Diary』、第20話『7年振りの国立競技場』がともに30日午後5時から、全世界独占配信される。嵐が生まれた大切な日である“11月3日”。無観客配信での開催となった『アラフェス2020 at 国立競技場』の本番前と当日の裏側、そしてメンバー一人ひとりの個性と人となりに迫るソロエピソードでは二宮和也の素顔が描かれる。

　第18話では、11月3日にスポットを当てている。最新オリジナルアルバム『This is 嵐』リリース、『アラフェス2020 at 国立競技場』配信、さらに、そのライブへの前段として、生配信でファンと楽しむ“嵐会”の準備。CDデビューして丸21年が経つこの日を、より“特別”な日にすべく、全力でこの日へ向かう5人を追う。ニューアルバムのタイトル決め、収録曲のセレクト会議、リード「do you...？」レコーディング＆MV撮影、アルバムジャケット撮影。同時進行で『アラフェス2020』のセット打ち、衣装合わせ、リハーサル、幕張メッセに仮設ステージを組んでの通しリハ…と、連日怒涛（どとう）のスケジュールをこなしていく。

　打ち合わせでのメンバーの発言や提案をトータルな視点で取りまとめていく総合演出・松本潤の姿、櫻井翔のラップ作成場面など、アルバム制作やコンサート準備の過程では、各々がクリエイティブ面での役割を担う。特に、大野による振り付け創作に迫った映像は彼が語る言葉のみならず、絵コンテのような図解、自身の頭の中を黙々と具現化していく様子や道のりを目撃できる、いつにも増して濃密かつ必見の内容となっている。

　第19話では「僕は二宮和也」という本人ナレーションによる導入から“二宮節”が炸裂。“二宮和也”が“嵐の二宮和也”となり、今に至るまでが、独自の切り口で映し出される。自らの運転で、生まれ育った地元を巡り当時の情景をナビゲート。Jr.時代、同じ電車でレッスン場へ通った“総武線”チームの盟友・相葉雅紀と風間俊介が駆けつけ、乾杯する中華料理店。当時を振り返り、たわいのない話で盛り上がり、バッティングセンターへ赴き、ゲームに興じる3人は、昔と変わらない関係性がほほえましい。

　作詞作曲、編曲、演奏までを一人で手掛ける彼の楽曲制作についても取り上げ、その才能にも迫る。「友達がいなかったから（笑）」と、一人で全ての楽器を演奏するようになった経緯を語り、二宮が作曲し、嵐ライブのテッパン曲となった「ファイトソング」「エナジーソング」の制作秘話、震災後すぐに作り始めたというソロ曲「どこにでもある唄。」への想いなど、当時のデモ音源も披露しながら、熱く語り倒す。

　そして第20話では、彼らが「断腸の思い」で延期し、そして無観客での実施を決断した『アラフェス2020 at 国立競技場』を取り上げる。Part.1とPart.2、それぞれ内容の違う2つのライブ、そのリハーサル、本番収録に密着。“嵐のエンターテインメント”がどれほどの覚悟と思いで作られているか、その舞台裏でなにが起こっていたのか。

　リハ初日のメインステージに立ち、会場を見渡し「すげぇ！」「いいね！」と写真を撮り合う5人。雨が強く降るなか、レインウェアを着込んでのリハ―サル本番収録のオープニングの舞台袖で硬く握手を交わす5人、日が暮れていく空を感じながらのパフォーマンス、その“野外、国立ならでは”の光景を感慨深げに見つめる5人の横顔は特に印象的だ。中継車や楽屋、ステージ上など、担当スタッフと入念に確認を重ねライブを構築していく、演出を一手に担う松本の妥協を許さない姿勢も克明に映し出される。

　リハ合間には、事前収録に向かう今の心境と、「国立競技場からライブを届けること」にこだわったその思いが語られ、11月3日“嵐の日”当日にも、その配信をファンと一緒に見届けた5人が「アラフェスが終わって、11月3日も経て」の心情をリアルタイムで語り、すでに“次”を見据える彼らの決意も明かされる。



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