公開延期となっていた、俳優の田中圭が主演を務める映画『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』が、来年5月に公開されると5日、発表された。

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　映画は1998年、長野冬季五輪のラージヒル団体で日本初の金メダルを獲得した岡部孝信、斎藤浩哉、原田雅彦、船木和喜の4選手を裏で支えたテストジャンパーにスポットを当てた実話を描いたもの。田中は、94年リレハンメル大会のスキージャンプ団体で日本代表をけん引するも銀メダルに終わり、長野五輪では代表落選を味わった西方仁也氏を演じる。

　この日、本格的なシーズンインを前に全日本スキー連盟が「2020／2021 SNOW JAPAN記者会見」を実施。スキージャンプの小林陵侑選手らが出席し、新シーズンに向けて決意表明。そして、田中が今シーズンのスペシャルサポーターに任命されたことも発表された。

　田中はビデオでコメントを寄せ、会場の小林選手に向け「実は僕もラージヒルのスタート位置で撮影していました！ めっちゃ怖かったです…。ぜひお会いして、いろいろなお話をしたいです！」とメッセージ。小林選手は「長野オリンピックのときがまだ2歳でそんなに記憶がないのですが、これまでも何度も原田さんたちの映像を見てきましたので、その舞台裏を映画化してくれたとのことで非常に楽しみです」と映画に期待した。

■田中圭コメント全文
このたび、2020−2021SNOW JAPANスペシャルサポーターに任命いただきました！
僕は、来年公開される、スキージャンプを題材にした映画『ヒノマルソウル　舞台裏の英雄たち』で、リレハンメル五輪の銀メダリスト・西方仁也さんの役を演じさせていただきました。1998年長野オリンピックのスキージャンプ団体戦で実際にあった、テストジャンパーと日本代表選手たちが起こした奇跡を描いた物語です。全日本スキー連盟の皆さまには撮影でも大変お世話になりました！ 公開が延期になってしまっていたのですが、やっと、来年の5月に公開できることになりました！ 会場の小林陵侑さん！ 実は僕もラージヒルのスタート位置でずっと撮影をしていました！ めっちゃ怖かったです…！ ぜひ、お会いして、色々なお話をしたいです！ スノースポーツを愛する皆さんにぜひ見ていただきたいと思いますので、映画のPRとともに、精一杯スキージャンプも応援していきたいと思います！