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漫画『呪術廻戦』累計1000万部突破、1巻発売時から重版続く 新人作家として異例の売れ行き

 『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画『呪術廻戦』のコミックスシリーズ累計発行部数が1000万部(デジタル版含む)を突破したことが29日、集英社より発表された。既刊13巻すべて重版がかかっており、テレビアニメ化が発表された昨年11月時点では累計250万部、今年5月時点では450万部だったため、1年で4倍、半年で約2.3倍と急激に売り伸ばしている。

漫画『呪術廻戦』シリーズ累計1000万部突破(C)芥見下々/集英社

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 作者・芥見下々氏の同誌初連載となる同作は、2018年3月より連載がスタートし、ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が、呪いをめぐる戦いの世界へと足を踏み入れるダークファンタジー。連載を決める会議で、オリジナリティーのあるストーリー、キレのあるせりふ、独特のキャラクター造形などが評価され、“編集部が満場一致で連載決定した”というエピソードを持つ連載当初から注目を浴びた作品。

 第1巻は2018年7月の発売後に即重版がかかり、2巻の9月4日発売までに2度の重版を記録。編集部は当時「デジタル版でも新人作家としては異例の売れ行き」と説明し、期待を寄せていた。そして、その期待と読者の支持を受け、今月2日よりMBS/TBSにてテレビアニメが放送されている。

 作者・芥見氏は1992年生まれで、14年に『神代捜査』(少年ジャンプNEXT!!)でデビュー。『ジャンプGIGA』(2017年)で連載していた『東京都立呪術高等専門学校』が、『呪術廻戦』のプロトタイプ及び正式な前日譚となっており、18年12月に『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』として発売した。

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