1995年のTVシリーズ放送で社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』。2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、『：序』『：破』『：Q』の3作が公開され、最新作で完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が近日公開される。それを記念して、全国82館の劇場で『エヴァンゲリオン』シリーズ初の4D上映が決定した。『：序』が12月4日、『：破』が12月11日、『：Q』が12月18日と、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ3作が、MX4D、4DXにて期間限定上映される。

　4D上映とは、振動・香り・煙・風・水しぶき等といった五感を刺激する特殊効果がシーンに合わせて展開され、作品世界に入り込んだような臨場感が味わえるアトラクション型の上映形態。心だけでなく体もシンクロすることから、まさに“エヴァ”を全身で体感できる機会となる。

　これにあわせて、4D版のポスター・予告映像も完成。エヴァンゲリオン初号機の咆哮から幕を開ける4D版予告映像は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ3作の迫力あふれる戦闘シーンを中心に構成されている。ポスター・予告映像は16日から上映劇場にて順次、掲出・上映予定。

　『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、TVアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』（1995年）に新たな設定とストーリーを加え全4部作として「リビルド」（再構築）したもの。最新作にして最終作（第4部）『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開が控えており、『：序』（2007年）、『：破』（09年）、『：Q』（12年）が先日、NHK総合で3夜連続で初放送され大きな話題となった。

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