2015年９月28日に放送開始し、“一歩一会（いっぽいちえ）”をテーマに高田純次が毎回さまざまな場所を散歩し、人々と触れ合いながら爆笑トークを繰り広げるテレビ朝日の『じゅん散歩』がこの10月に５周年を迎える。これを記念して、10月4日に２時間20分のスペシャル『じゅん散歩５周年デラックス！　純ちゃん毎朝お疲れさんポ　純風満帆今日も行く！』（後1：55〜4：15※関東ローカル）が放送される。

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　ゲストは、番組テーマ曲「純風」を歌う斉藤和義。高田と一緒に散歩をする。このロケの日が初対面だった高田と斉藤。高田は、斉藤の大ファンだという娘から「お父ちゃん、粗相しないでよ。すごい人なんだから、余計なこと言わないでね」と釘を刺されてきたそう。実際に会って、「斉藤さんは雰囲気があるね。僕も雰囲気あるんだけど、ちょっと負けたかな。僕が女だったら抱かれたい」と高田節をさく裂させた。一方の斉藤は「ご一緒できて、本当に感激です。カメラ回っていないところでも、ずーっと高田さんそのままなんだなって…」と驚きつつも、喜びいっぱいの様子だった。

　この日は、斉藤のことをいろいろ調べ、東京・代官山周辺を散歩することに。まずは斉藤がよく訪れるというビンテージギターをメインに扱う楽器店へ。ギターを約150本も持っているというギターフリークの斉藤は、最近ではなんと自身でギターを作っているそうで、自粛期間中には「7本くらい作りました。曲を作った方がいいと思うんですけどね…」と語った。自作のギターを持参していた斉藤は、その貴重なギターで急きょ「じゅん散歩スペシャルライブ」を実施。「純風」の生歌＆生演奏を披露し、高田も聴き入っていた。

　すっかりと意気投合した2人は、DIYにハマっているという斉藤のため、DIYの店を訪れ、「エリック・クラプトンと申します」と言う高田に続き、斉藤も「ポール・マッカートニーです」と名乗りながら入店。そんなお茶目な姿を見せつつも、店内ではワックスや木材の種類について語るなど、斉藤のDIYの知識の数々が披露される。その詳しさに高田は「もうプロだね」と感心。斉藤の意外な一面が明らかになる。

　その他、「純風」の歌詞にも登場する「コロッケ」の店では、斉藤が食レポに挑戦。「これを機に食レポの仕事がガンガンくるかも」とハードルを上げる高田を前に、どんな食レポを披露してくれるのか…!?　斉藤の素顔やエピソードの数々が明らかになる今回の貴重な散歩は、ノリがぴったりな2人ゆえに、おふざけ＆笑いどころも満載のスペシャルとなっている。

　斉藤との散歩のほかにも番組に登場したゲストたちとの散歩を大公開。千駄ヶ谷では、国民栄誉賞に輝き、最近ではあの藤井聡太二冠と熱い戦いを繰り広げて見事勝利したことが記憶に新しい羽生善治九段と、高田がまさかの将棋対決。浜松町では、高田の親友・大竹まことのラジオに飛び入り参加したり、若者の街・原宿では、EXILEのメンバーとダンス対決も!?　さらには国立競技場の設計に携わった建築家・隈研吾や、ナレーションを務める下平さやかアナウンサーの夫で、広島カープの長野久義選手も登場する。

　そして、これまで放送1200回を超え、300万歩以上も散歩してきた高田の、街の人たちとの「一歩一会」の出会いの中から厳選し、高田も思わず吹き出してしまった面白一般人をはじめ、高田が体を張った名珍場面など、奇跡の名シーンも一挙振り返る。

【高田純次のコメント】
　斉藤和義さんとご一緒できて、すごい楽しめました。楽しい方ですから、びっくりしました。今回、娘から「お父ちゃん、粗相しないでよ。すごい人なんだから、余計なこと言わないでね」って、釘を刺されてきたんですよ。この後、このVTRを見て、僕が斉藤さんにどのように接したか、チェックが入るんじゃないですか。何もないといいんですけどもね。

　斉藤さんは自然体で、素晴らしいね。僕は散歩に来る前はいつも寝ないで、あーでもないこーでもないと考えて来ますからね。いつも力入っているから、こういう自然な感じでこれからいこうかなと……思ったかな？　斉藤さんは雰囲気があるね。僕も雰囲気あるんだけど、ちょっと負けたかな。俺が女だったら抱かれたいもん。

　5周年ですが、歩きすぎちゃって、あっという間の5年でしたけどね。ちょうどこの番組が始まる前に、腰の手術と狭窄症の手術をした後で、先生に「歩いたほうがいいよ」と言われたんで、ちょうどいい時にこの番組の話がきたんですよ。ただ歩いてみたら、ちょっと酷使という感じもするんだけどね。でも、人との出会いは楽しいですよね。この先は、いずれハワイとか行くんじゃないですか。外国に行ったときにどうするか、言葉の違いがあるから。今から語学を勉強しなくちゃいけないんだけどね。

【斉藤和義のコメント】
　今回、高田さんとご一緒できて光栄でした。本当に今日は感激です。みんなに自慢します。（高田さんは粗相を気にしていましたが）粗相はありませんでした（笑）。高田さんはカメラ回っていないところでも、ずーっと高田さんそのままなんだなって。うれしいなと思いました。

　テーマ曲で関わらせていただいていますが、この曲「純風」がかかったら高田さんが思い浮かぶっていう風になってくれたらうれしいですね。もうすでになっていると思いますが、それがずっと続いてくれたらと思います。この先、知らないうちに違うアーティストの曲に変わってたら寂しいですが（笑）。