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『仮面ライダーセイバー』ヒロイン・川津明日香、飛躍の1年に意気込み「恥ずかしいぐらいの差を…」

 9月6日からテレビ朝日系で始まった「仮面ライダー」シリーズ最新作『仮面ライダーセイバー』。主人公の仮面ライダーセイバー/神山飛羽真(かみやま・とうま)を内藤秀一郎(24)が演じ、ヒロイン・須藤芽依(すどう・めい)役を女優・モデルの川津明日香(20)が務める。ORICON NEWSは川津にインタビューを実施し、変身願望や意気込みを語ってもらった。

『仮面ライダーセイバー』で須藤芽依を務める川津明日香 (C)ORICON NewS inc.

『仮面ライダーセイバー』で須藤芽依を務める川津明日香 (C)ORICON NewS inc.

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■両親に喜ばれ感慨 フワちゃん以上のハイテンションキャラに

 歴代の仮面ライダーは現実社会を舞台に、人類の自由と平和を守るために戦ってきた。しかし、本作では次元を超えて、現実世界から異世界に飛び込んでバトルを繰り広げる。現実世界から消失した街の一部は“ワンダーワールド”という広大な異空間に出現。そこは、まるで本のページをめくるように展開していく不思議な世界。果てしない自然が広がり、空想上の生き物が飛び交い、凶暴な怪人たちが容赦なく襲いかかる。ワンダーワールドに飛び込んだ仮面ライダーは怪人を倒し、人々を元の世界に戻すために戦う。

 須藤芽依は小説家・飛羽真を担当する新人編集者。興味があるのは、楽しいこととSNSのみ。ギャルがそのまま社会人になったような性格。しかし、好奇心と行動力は誰にも負けないキャラクターとなっている。

――改めて『仮面ライダーセイバー』への、ご出演おめでとうございます。今の心境はいかがですか?

【川津】オーディションに受かってから顔合わせ、クランクイン、製作発表会見と、あっという間でした。そして放送開始と結構、ビックリしています。「おめでとう」とたくさん言ってもらえたので、期待を裏切らないように頑張らなきゃ、と。楽しみな気持ちも大きいです。歴史ある「仮面ライダー」作品に携われて、世の中に役と私の名前が広がっていくのはうれしいです。

――印象に残っている言葉はありますか?

【川津】家族には(オーディションに)受かっても製作発表まで言っちゃいけなかったのでホントに言っていませんでした。「会見だけ見てほしい」と言ったら、なんとなく察してはいたみたいですけど。会見前はバタバタしてLINEも返せてなくて、会見が終わってから「まさかヒロインだと思わなかった」と言われました。すごく喜んでくれましたね。スクショもたくさん送られて来ました(笑)。お父さんは会社の自分の部屋に私が今まで出ていた雑誌やポスターを貼ってくれているんです。「セイバーのポスターもほしい」と言ってくれたので、貼ってくれるのが楽しみです。私の家族は陰ながら応援してくれる感じなので。

――芽依の役柄は「フワちゃんのイメージ」と製作発表では話していました

【川津】1、2話の本読みの時に監督から「フワちゃんっぽく」と言われました。かなり難しかったです…。役作りでフワちゃんのYouTubeや番組を見た結果、フワちゃんよりテンションが高くなりました(笑)。ギャルな感じは少なくなって、身振り手振りが大きくなりました。飛羽真に対しては、いつも同じようなリアクションになっているなと感じて、顔芸というか表情を豊かにしました。身振り手振りは鈴木奈々さん、表情が豊かな女優さんとして石原さとみさんの表情の参考にバリエーションをいろいろ勉強しています。これからは自然にできるようになればと思います。

――SNSと楽しいことにしか興味がない設定です

【川津】芽依は、人の命に関わるようなシーンでも、自分が危険にさらされている場面でも怖いより好奇心が勝る。そういう場面でスマホを撮り出す。かなりな現代っ子ですね。

――そんな芽依と似ている部分はありますか?

【川津】芽依のキャラほどではないですがリアクションは大きいですね。あとは、あまり落ち込まないポジティブな性格は似ているのかなと思います。マイナスではなく、自分の元の性格からプラスする作業だったので、役に入りやすかったです。

■『わたナギ』にも出演 女優を目指したきっかけも明かす

――多部未華子さんが主演した注目ドラマ『私の家政夫ナギサさん』にも出演しました。こちらは主演が“メイ”でしたね。

【川津】本編は少ししか関われなかったですけど、現場は明るい雰囲気でした。話しかけてくださったりしました。みんな仲良くてビックリしましたね。対立するシーンでしたけど、優しかったのでやりやすかったです。

――『セイバー』にも出演し、飛躍の1年になりそうですね

【川津】なってほしいですね。でも、ほかのお仕事も頑張りたいですけど、この1年は『仮面ライダーセイバー』に集中したいと思っています。いろんな人に見ていただけたら。大人の方も、小さい女の子も『プリキュア』を見がちだと思いますけども見てほしいですね。

――話は変わりますが、芸能界を目指したきっかけを教えてください

【川津】中学2年生のときにお母さんと『a-nation』を見にいったことです。竹下通りでお買い物をしている時に雑誌の『nicola』の方にスカウトされて初めてスナップをしたんです。そして「『a-nation』に『nicola』のステージがあるから見にきませんか?」と言われて。その時に事務所のマネージャーさんに声を掛けてもらいました。名刺をもらうのも初めてでしたね。最初はお母さんをナンパしているのかと思いました(笑)。オーディションを受けたいと思ったところで『Seventeen』のオーディションを紹介されたんです。思い出を残す程度に受けようと思って、家族は反対だったので半年ぐらい説得して、決意表明みたいな作文を書いて受けました。運良く受かって、もうその時点ではお母さんもお父さんも「やるからには頑張って」と応援してくれていたこともあって、すごくうれしかったです。

――女優業をやってみたいと思ったのは?

【川津】最初は、このお仕事を部活感覚でやっていました。20歳ぐらいになったら辞めて大学生になろうとか。でも、高校の先輩がモデルから女優になって演技レッスンを受けているのを聞いたんです。最初は興味なくて、お芝居のレッスンも行きたくないぐらいだったんですけど、最初のお芝居の現場がとても優しくて、めちゃくちゃ楽しくて「またやりたいな」と思いました。それもあって、高校を卒業するときには「やりたいな」と思っていましたね。でも、頑張りたいと思っても、オーディションがうまくいかなくて…。でも、『Seventeen』の経験や前のお芝居の経験を捨てて、一からやると決めました。そこから意識が変わりましたね。

――それから仮面ライダーのヒロインが決まりました。

【川津】自分のモチベーションが変わったからなのか、だんだん受かるようになりました。20歳の1回目のオーディションが『仮面ライダーセイバー』だったんです。今までも受けていて落ちていました。でも、20歳の節目で落ちるわけにはいかず…。オーディションの受け方を変えようと。静かにいるのではなく、受かりたいという気持ちを前に出しました。今までの自分にないぐらいグイグイ行きました。それで受かることができたのかな。

――今の目標の女優は誰ですか?

【川津】満島ひかりさんです。歌も歌える女優さんが魅力的に感じています。『FNS歌謡祭』で「ファイト!」を歌っていて、とても感動しました。宮崎あおいさんの『ソラニン』のように役を通して歌うのもステキだなと思います。歌を歌える女優さんはスゴいなと思います。歌に自信はないんですけど、歌で何かを伝えられるような人になりたいです。

■思い出の仮面ライダー作品は? イズ(鶴嶋乃愛)の言葉を胸に撮影に臨む

――見ていた仮面ライダー作品はありますか?

【川津】『仮面ライダー電王』ですね。お姉ちゃんが見ていました。おもちゃとかはプリキュアを持っていたんですけど。取材で、この話をしていて見返したら、めちゃくちゃ懐かしかったです。デンライナーとか。なんとなくでも覚えているんですよね。あとは、オーディションを受けている期間中に近いキャラクターを説明されて、『仮面ライダーW』を見たり、さらに『仮面ライダードライブ』も見ました。

――前作の『仮面ライダーゼロワン』は8月に最終話が放送されました。

【川津】最終話を見て、めちゃくちゃ感動しました。その後に1話を見たら、みなさん顔つきが違っていて、こんなにも違うもんなんだと驚きましたね。

――『ゼロワン』ではヒロインのイズ(鶴嶋乃愛)が大人気となりました。

【川津】ツイッターのトレンドに上がった経験をしたことがないんです。どういう気持ちなんだろう…。製作発表会見の後に『セイバー』がトレンド入りしたのが不思議な気持ちでした。これから、回を追うごとに注目されたキャストがトレンド入りしていくのかと思うと楽しみです。『ゼロワン』の最終話の後はツイッターを見ちゃいました。『ゼロワン』では「不破さん」が入っていたりして、面白いなと思います。トレンド入りで悪役チームには負けたくないなと思います!

――『ゼロワン』と『セイバー』のバトンタッチ動画も配信されました。

【川津】やっぱり1年間やってきた人とは違いました。或人社長(高橋文哉)が仕切ってくれて助かりましたね。鶴嶋乃愛ちゃんには、どういうところに気をつけたのか聞きました。忙しくなって余裕がなくなるときは励まし合うとか、大変なシーンは距離を取るとかを教えてもらいました。これから自分が経験するであろうことを実際に話を聞けてよかったです。もっと聞きたかったですね。

――1年間の撮影で成長したいところ

【川津】この先、1年という長期撮影はないかもしれない。20歳という大事な時期にできるのはうれしい。1話と最終話って見比べられるじゃないですか。自分でも恥ずかしいぐらいの差を感じられたら勝ちだと思う。小さい子に「芽依だ!」って言われるぐらい浸透してほしいですね。

――最近は仮面ライダーで女性が変身することも多いです。変身願望は?

【川津】変身したいです! 『仮面ライダージオウ』のツクヨミみたいに最後の最後で変身するのもいいし、『仮面ライダーゼロワン』のイズみたいに最後までヒロインに徹するのもいい。どっちもありますね(笑)。どうなるのか私も楽しみです!

――『仮面ライダーセイバー』の魅力は

【川津】仮面ライダーの中ではファンタジーな作品だと思います。現実と異世界を行き来したりしています。映像もめちゃくちゃファンタジーな仕上がりになっています。仮面ライダーも10人以上出ます。それぞれ個性のあるキャラクターになっています。回を追うごとに仮面ライダーたちの真剣なシーンが増えてくると思います。でも、芽依のシーンは元気いっぱい。明るいシーンと真剣なシーンの差をつける役目ができたらうれしいです。

関連写真

  • 『仮面ライダーセイバー』で須藤芽依を務める川津明日香 (C)ORICON NewS inc.
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