ルイ・ヴィトンは2日、2021年春夏メンズ・コレクションのファッションショーを東京の新たな玄関口となる東京国際クルーズターミナルで発表し、公式サイトにて世界に向けてライブ配信した。

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　同コレクションは、ルイ・ヴィトン メンズアーティスティック・ディレクター ヴァージル・アブローが手がけるルイ・ヴィトンとして初めて東京で行われるメンズ・コレクションショー。2020年6月にパリで発表予定であったコレクションショーに代わり、新たな試みとして公開したアニメーションフィルム『The adventure ofZoooom with friends（ズームと仲間たちの冒険）』のキャクターたちがパリから世界に航海する、というストーリーに基づいて8月6日中国・上海で発表されたショーに、新たな演出と新作ルックが追加されたものとなった。

　会場となった東京国際クルーズターミナル（東京都江東区：2020年9月10日開業予定）に降り着いたコンテナから飛び出した「ズームとその仲間たち」の巨大バルーンが横たわった遊び心溢れるランウェイでは、2021春夏のメンズ新作119体、日本人アーティストNIGO（C）（読み：ニゴ）とのコラボレーション『ルイ・ヴィトン LV スクエアード コレクション」（読み：ルイ・ヴィトンエルヴイスクエアードコレクション）6体の計125のルックが、斎藤工、清水尋也、UTAらモデルによって登場し、全世界に向けてライブ配信された。

　ファッションショーの会場内に映し出された映像は、カレブ・フェミと三池崇史監督により特別に手掛けられ、ライブ配信映像も三池氏のディレクションにより製作された。新型コロナウィルス感染症拡大防止の見地から、ゲスト、スタッフ全ての関係者の安心・安全を考えて設置した医療関係の専門家による対策委員会の指示のもと、来場者全員へ検温、アルコール消毒、マスク着用のお願い、ソーシャルディスタンスを考慮した座席など、感染防止対策を徹底された会場には、ルイ・ヴィトンアンバサダーである市川海老蔵、岩田剛典、広瀬すずを始め、小池百合子東京都知事、国内外で活躍するセレブリティが来場し、ルイ・ヴィトンの新たな試みを体験した。