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矢井田瞳、2年ぶりバンド編成で生配信ライブ「20年間の感謝を込めて」

 今年でデビュー20周年を迎えるシンガー・ソングライターの矢井田瞳が15日、自身初主催となる生配信ライブを東京・新木場のSTUDIO COASTで行った。「ヤイコ(8・1・5)の日」と題して2012年から続けてきた特別な日のライブは、約2年ぶりのバンド編成で新曲「あなたのSTORY」をはじめ、全17曲を1時間半ほどに凝縮して聴かせた。

2年ぶりのバンド編成で全17曲を熱唱する矢井田瞳(写真/スエヨシリョウタ)

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 「20年間の感謝を込めて、集大成でもあり未来を感じていただけるようなセットリストにしたい」(矢井田)という言葉どおりの内容だった。通常演奏するステージではなく、客席のアリーナエリアにバンドメンバーと円形を組んだ。ギターの西川進ら、「デビュー当時から一緒にやってきたメンバーだから2年ぶりでも息はぴったり」(矢井田)。1曲目の「I Like」から、最後の「手と涙」まで、曲間のMCも少なめに緩急つけた流れで一気に聴かせた。

 この日、4年ぶり11枚目のオリジナルアルバム『Sharing』(10月14日)リリースの発表もあった。8曲ほどの収録になる予定だが、先行シングルの「いつまでも続くブルー」、出身地大阪への思いをつづった「ネオンの朝」や、窮屈な今の社会にあってもささやかな喜びや希望を込めた応援歌「あなたのSTORY」は「自粛やら閉塞感のある今こそ、とびきり明るくて元気になる曲を作ろうと思った」(矢井田)。この3曲が持つ明るさ、前向きさがバンド編成でより際立ち、20周年ライブ全体を単にヒット曲集に留めないエッセンスとなったことは確かだ。

 目の前に観客のいない配信ライブ。開催にあたっては「いろいろ不安もあった」というが、新しいやり方を模索している中、今回のライブを終えて「思っていた以上にファンとのつながりを感じられた」(矢井田)。「20年前にデビューした頃は、20年も続けられるとは思ってなかった。これまで聴き続けてくれたファンに本当に感謝の言葉しかありません。20年も一つの通過点、これから30年、そしてまたその先まで空っぽになるまで頑張りたい」。

◇10月31日(土)/11thアルバム『Sharing』リリース記念イベント
 詳細は後日オフィシャルHPにて発表
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