完結することが決まっていた人気ライトノベル『魔法科高校の劣等生』が、新シリーズとして今秋より展開されることが24日、公式ツイッターで発表された。『続・魔法科高校の劣等生　メイジアン・カンパニー（仮）』が今秋ごろ、『新・魔法科高校の劣等生　キグナスの乙女たち（仮）』を来冬ごろの刊行を目指して「鋭意制作中です！」と伝えている。

　ツイッターでは「【緊急速報！！】　『魔法科高校の劣等生』新シリーズの展開が決定！」とし、「魔法科高校を卒業した達也たちを描く『続・魔法科高校の劣等生　メイジアン・カンパニー（仮）』と、達也たちが卒業した魔法科高校を描く『新・魔法科高校の劣等生　キグナスの乙女たち（仮）』の2シリーズの展開を予定しています！」と告知した。

　『魔法科高校の劣等生』シリーズは、6月24日にツイッターで「「電撃文庫『魔法科高校の劣等生』シリーズ、遂に完結！　伝説的スクールマギクスバトル『魔法科高校の劣等生』シリーズの最終第（32）巻、『魔法科高校の劣等生（32）　サクリファイス編／卒業編』が9月10日に発売決定！　劣等生の兄と優等生の妹の結末に注目せよ!!」と発表。9月10日発売の新刊・第32巻『魔法科高校の劣等生（32）　サクリファイス編／卒業編』で完結することになっていた。

　同作は、魔法が技術として確立された世界を舞台に、通称“魔法科高校”に通う1組の兄妹と仲間たちの波乱の日々を描いた物語。2011年より刊行がスタートし、シリーズ累計1500万部を突破しており、テレビアニメ、劇場アニメ、コミックス、ゲームなど多くのメディアミックスが展開されている。テレビアニメ第2期となる『魔法科高校の劣等生 来訪者編』が、10月に放送を控えている。