歌手の広瀬香美が、3日放送のフジテレビ系バラエティー番組『ダウンタウンなう』（毎週金曜　後9：55）の人気企画「本音でハシゴ酒」に出演。放送200回目という節目にあたる今回、広瀬はダウンタウン、坂上忍、堀田茜とともに、スタジオにアクリル板を組んだ特設セットでぶっちゃけトークを繰り広げる。

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　「ロマンスの神様」や「ゲレンデがとけるほど恋したい」など、冬をテーマにした数々のヒット曲を生み、“冬の女王”と呼ばれた広瀬。以前、ダウンタウンがMCを務める同局系の音楽番組『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』で、歌を披露したことはあるものの、トークコーナーへの出演はなかったと振り返る。当時は事務所とレコード会社の方針で、広瀬の明るく豪快なキャラクターが表に出ないように、番組でのトークをNGにしていたそうで、ダウンタウンとトークをするのも今回が初めてだと明かす。

　そのためか、序盤から広瀬のテンションはかなり高く、松本人志のボケにも「生ボケだ！すごい！」と手をたたいて大笑い。昨年12月にYouTuberデビューを果たし、米津玄師やあいみょんらの楽曲をアレンジし歌い上げる「広瀬香美の○○歌ってみた」シリーズが、若者の間で話題になっているが、その大胆なピアノパフォーマンスに浜田雅功は「すごいな」と感服し、松本も「手のひらで弾けるんですね」と驚く。

　スタジオには特別にピアノが設置され、広瀬があるお笑いコンビの歌ネタをなんと即興で弾き語りすることに。パワフルな歌声と迫力のあるピアノに一同は「かっこいい！」と盛り上がる。そんな広瀬だが、たぐいまれな音楽の才能を持つがゆえ、苦労が絶えなかったと告白。4歳から始めたピアノで絶対音感が身についたことで、人の会話や生活音が全て音階で聞こえるようになってしまい、パニックになってしまったと語る。

　中学生の頃には、その絶対音感が理由で、特殊な初恋を経験したそうで「初恋の相手は人間じゃないんです」と打ち明けると、浜田はきょとんとした顔に。初恋から失恋までを熱く語る広瀬に、松本は「しびれるねぇ」と困惑する。その後、1990年代にヒット曲を連発した広瀬は、同じ時代に活躍していたある大物プロデューサーの作曲方法に衝撃を受けたと明かし、番組の最後には、その大物プロデューサーと浜田がコラボし大ヒットを記録した名曲をピアノアレンジで披露する。