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昨年発売の漫画『健康で文化的な最低限度の生活』8巻、15ページの加筆修正 作者の強い希望で

 吉岡里帆主演でテレビドラマ化もされた漫画『健康で文化的な最低限度の生活』のコミックス第9巻が30日、発売された。1年ぶりの最新刊となり、第9巻では“住まいの貧困”に迫る「貧困ビジネス編」が描かれている。

『健康で文化的な最低限度の生活』コミックス第8巻

『健康で文化的な最低限度の生活』コミックス第8巻

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 同作は、累計発行部数90万部を突破している生活保護ケースワーカー奮闘記。第9巻では、生活保護ケースワーカーという仕事のやりがいと難しさを理解し始めた公務員・義経えみる。入庁3年目の春を迎えて新たに担当を引き継いだ受給者たちは、なぜか「オレンジパルム」という名の同じアパートに住んでいた。その訳に迫るというストーリーが展開される。

 また、昨年刊行された第8巻『子供の貧困編』に収録された第71話について、著者の柏木ハルコ氏の強い希望により、15ページに及ぶ加筆修正が実現。電子版についてのみ、主要電子書店各社にて加筆修正バージョンに差し替えを敢行し、購入済みの方は、再ダウンロードすれば修正版を楽しむことができる。

 柏木氏は「第8集を読み返してさまざま思うところあり、加筆修正いたしました。すでに単行本を購入されている方には大変申し訳ないのですが…良かったらどうぞお読みください」と呼びかけている。

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