福原遥、3rdシングルに込めた思い「大切な人を思い浮かべてくれたら」 ファンと一体になれるライブに意欲

 2009年から2013年まで放送されたNHK Eテレの料理番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で注目され、日本テレビ系ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、テレビ東京系ドラマ『ゆるキャン△』への出演、アニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』など声優としての活動で、幅広い世代から人気を集める福原遥(21)。昨年8月に歌手デビューした彼女が、6月24日に3rdシングル「風に吹かれて」をリリースする。人気アニメ『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』第2期のエンディングテーマとなったこの楽曲への印象から歌手活動への思い、そして彼女が勇気をもらったアーティストについて話を聞いた。

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――3rdシングル「風に吹かれて」の印象を教えてください。

 初めて聴いたときは「癒されるいい曲だな」って思っていたので、リリースがこの曲に決まったと聞いてうれしかったです。甘酸っぱい、青春を感じる歌詞で、今まで恋愛系の曲は歌ったことがなかったので、「そういうことも想像しながら歌うんだ」って思ったらすごくドキドキワクワクしました。

 きっと恋愛じゃなくて友だちに置き換えて聴いてくれる人もいるだろうなと思ったので、みなさんが自分にとって大切な人を思い浮かべてくれていたらいいなって意識しながら歌いました。

――この曲は、アニメ『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』第2期のエンディングテーマにもなっています。

 仲のいい堀田真由ちゃんが実写版に出ていたりして、もともと知っている作品だったので、「すごく愛されている作品のエンディングを歌えるんだ!」という驚きと喜びがありました。

 エンディングの映像が本当に素敵で、初めて観たときに感動したのを覚えています。この曲の歌詞ともリンクしているし、ちょっと切ないけど最後に心がふわっと癒される終わり方になっていてすごく好きです。でもNetflix で観ると、次のエピソードにすぐ飛ぶことがあるから最後まで観られなかったりするんですよね(笑)。

――曲をもらってから自分なりに理解するまで、どのような段階があるのでしょうか?

 最初はひたすら聴いて覚えて、最後に歌詞を書きます。そこで「こういう気持ちかな」って分析して、自分に置き換えて歌えるようにしたいなと思っているんですけど、歌で表現するのは難しいですね。

 レコーディングでは何回も録らせてもらうんですけど、実際やってみるとなかなかうまくできなかったりするので毎回学ぶことがいっぱいありますし、曲の世界観を想像するのはすごく楽しいです。自分からはあまり話せないんですけど、作品ごとにスタッフさんと話し合う機会を作っていただき、そうやって考えた自分のイメージを伝えました。今回のミュージックビデオ(MV)の撮影も、コンセプトをみんなで話し合って決めていくのが楽しかったです。

――今回の曲ではどういった意見を出されたのですか?

 衣装はあんまりカチッとしたくなくて、Tシャツとジーパンとか、ラフさを出したいということを伝えました。それと“彼女感”を意識するよりも「ありのままの自分を出したいな」って思ったので、そういうのもみなさんと話しました。

 「観てくださる方、一人ひとりに寄り添えるような映像になったらいいな〜」と思いながら撮影しました。あと花火と車の運転をしたいなってことも(笑)。これは単純にやりたかっただけなんですけど、伝えたら実現しましたね。本当に楽しませていただいて、感謝です(笑)。

――歌手デビューから約1年が経ちますが、振り返ってみていかがですか?

 曲を出させていただく度に、「この曲はこういうふうにやってみたい」「こういう衣装を着たい」「こんなイメージでやりたいな」っていう意見がたくさん出てくるようになりました。それがすごくうれしいですし、スタッフさんがその意見を取り入れてくださるので「もっともっといいアイデアを出せたらいいな」って思っています。

 あと女優や声優では役としてだけど、歌手としては福原遥として立っているのが自分の中で大きいです。「もっと自分と向き合わなきゃいけないんだな」って気付かされた、大切な場所になっていると思います。

――歌手・声優・女優、それぞれの楽しさはどんなところでしょうか?

 声優は、ちっちゃい子どもや人間ではないキャラクターを演じられる楽しさがありますね。異世界に行けるような感じです。女優は全身で表現して、その世界に自分が立っている感覚がすごく強くて。リアルに相手役の方とぶつかることで毎回何が生まれるかわからないし、それによって行動や言動が変わったりするから、どんな作品になるかいい意味で予想できないことが楽しいです。

 歌手は自分だけの世界に入り込めます。すごく難しいんですけど、レコーディングやMVで自分の世界を作り上げることができたときに喜びがあります。それを考えるのが楽しいです。女優と声優は掛け合いで展開するのでひとりじゃ何もできないけれど、歌は自分の世界で、自分だけで物語を作っていく。どちらもすごいことだなと思います。

――今後の歌手としての目標を教えてください。

 やっぱり「ライブをやりたいな」って思います。ファンの方と会える機会が多くはないので、音楽でみんなとひとつになれる大きなステージでのライブが目標です。歌番組でも声が震えちゃうので「どうなるんだろう」って思いますけど……(笑)、それも含めてチャレンジしてみたいです。でもファンの人と会うとすごく安心するので、きっと楽しくできるんじゃないかなって思います。

――ファンのみなさんは福原さんの曲に元気をもらっていると思うのですが、福原さんが勇気付けられた楽曲やアーティストはいますか?

 安室奈美恵さんがずっと憧れです。ライブに行ったのがきっかけだったんですけど、会場のみなさんがひとつになっている感じと、安室奈美恵さんのパフォーマンスの迫力が圧巻で、「自分も明日から頑張ろう」って思わせてくれるんです。わたしもそう思ってもらえるくらい、いいものを届けられるように頑張りたいです。

――素晴らしい楽曲がたくさんある中で、お気に入りを選ぶなら?

 最近は「Hero」です! 朝にランニングをするときに聴いていますね。「I'll be your hero〜♪」って歌声を聴きながら空を見上げて(笑)、今日もいい1日だなって。朝のランニングは安室さんメドレーを聴いていて、「Hero」はいつも1曲目で、そこからわたしの1日が始まるんです。

取材・文:東海林その子
撮影:小倉直樹

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  • 福原遥 (撮影:小倉直樹)(C)ORICON NewS inc. 
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