お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建（47）が不倫騒動で芸能活動の自粛を発表し、相方の児嶋一哉（47）が12日、渡部の代役としてJ-WAVE『GOLD RUSH』（毎週金曜　後4：30〜）のナビゲーターを担当。放送後に児嶋は、続々と届くエールに感謝しつつ「頑張ります！」と前を向いた。

　児嶋は、この日、ラジオ番組冒頭で、相方に対し「本当にバカですね。大バカで、調子に乗っていたんでしょうね。仕事もうまくいくし、プライベートも順風満帆で天狗だったんでしょうね」と叱責。「本当に人の痛みとか、思いやりとかやさしさとか愛とかないんですよ。だから、こんなことになるんですよ」と声を詰まらせた。

　続けて、渡部の態度から騒動になる予兆はあったと振り返りながら「バカ野郎ですよ。多くの方に支えられて僕らは成り立ってるのに…」と、10分以上にわたって渡部に厳しい言葉をぶつけ、ファンやスタッフなどへ謝罪の言葉を重ねた。

　たどたどしい言葉ながらも真摯（しんし）に思いを語る児嶋に対して、SNS上では「頑張ってください！」「児島さんの人柄が伝わりました！」「よりいっそう応援していきます！」「いろいろ葛藤はあると思いますが、自分を責めないでください！」と激励の声が多数寄せられた。

　放送を終え、児嶋は、自身のツイッターを更新。届く声に「沢山の応援メッセージありがとうございます」と感謝の言葉を伝え「頑張ります！」と決意を新たにした。

　その後も、芸人仲間のツイートに反応した児嶋。有吉弘行（46）の「寝まーす。」のつぶやきに対しては「待て！　寝るなー！」とツッコミ。さまぁ〜ず・三村マサカズ（53）の「小島瑠璃子。今が頑張りどきだ。無理はするな。自分が出来ることだけする。あとは、風まかせー」のフリには、お馴じみの「児嶋一哉だよ！」のセリフと「ありがとうございます」と涙の絵文字を添えた。

　さらに、劇団ひとり（43）の「児嶋さん！　おれ今日、車のマフラー変えました！」というつぶやきには「どうでもいいわ！」と切り返し、古坂大魔王（46）の「それはそうとして、もし良かったら2万円ちょうだい。もし良かったらでいいから！　最悪1万！ね」というノリに「やらねーよ！　1万も最高だしな！」と反応するなど、仲間からの“気遣い”にも真摯に応えた。

　同日夕方には、相方だけでなく、妻で女優・モデルの佐々木希（32）も、自身のインスタグラムを通じて「この度は、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません」と謝罪。「今回の件について、夫婦でしっかりと話し合いをしようと思います」とし、「私自身としては、今後もお仕事を続けさせていただければと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします」とメッセージ。

　最後は「お願いです」と切り出し「近隣の方々へ考慮いただきたく、小さい子供もおりますので、自宅や家族、関係者への取材など直接の訪問はご遠慮いただけますと幸いです」と、マスコミ各社に呼びかけている。