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小室哲哉、楽曲作りに熱い思い 表舞台への復帰は消極的も「オンラインでヒット曲を…」

 2018年1月に芸能界引退を表明した音楽プロデューサー・小室哲哉氏(61)が、11日放送のTOKYO FM『TOKYO SPEAKEASY』(月〜木 深1:00)にゲストとして生出演。2年4ヶ月ぶりとなるメディア出演で、古市憲寿氏とトークを繰り広げた。

(左から)小室哲哉氏、古市憲寿氏 (C)ORICON NewS inc.

(左から)小室哲哉氏、古市憲寿氏 (C)ORICON NewS inc.

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 引退後の生活ぶりについて、小室氏は「とりあえず、18年は何をやっていたか覚えてないくらい。鍵盤も触ってなかったし。耳の病気になっちゃったりして。それで19年になって、やっと少しずつ、建築に音楽をつけるのも面白いなと(感じた)」と回顧。「コロナの大変な時期になる直前くらいに、松浦(勝人)さんから『遊びに来ませんか』と言われて、そこにあったのがシンセサイザーだけで。『何か弾いてみてくださいよ』ということで、やってみると楽しいなと。それと同時くらいに、秋元っちゃん(秋元康氏)から『曲書きませんか』と言われて…」と近況を明かした。

 親しい間柄の秋元氏と松浦氏から「そろそろ作ってみましょうよ」という声も後押しになり、楽曲制作への意欲がわき出てきたという小室氏は「オンラインの中で生きる曲みたいなのを、残してみたいかなっていう気持ちになっているかも」と率直な思いを吐露。古市氏から復帰を待望されるも「今練習しているだけなんで。勇気がいるし、批判もすごくあるだろうし、そう簡単にはいっていうわけにもいかないだろうから。メディアとかは、年齢も年齢だし、そういうところに出ていくのはゼロなのね」と表舞台へのカムバックは消極的であると語った。

 小室氏は、その上で「楽曲はちょっと違うかなって思っているのはある。オンラインの中でのヒット曲はないと思っているので、それは…」と内に秘めた熱い思いを告白。古市氏から「秋元さんから『復帰しましょうよ』と言われていますけど」と向けられると「ダメ出しが終わらない限り、復帰できないよ。永遠に続くから…」と笑わせていた。

 2組のゲストによる深夜の生放送で台本がなく、ゲストがその日にしたい話題を自由に話すため、予想外の展開になったり、思わぬ話題が飛び出したりと、話題の同番組。11日のゲスト情報については、これまで「シークレットゲスト」とだけ記されていたが、この日小室氏の出演が明らかになった。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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