学研プラスが29日、小学生向け学習漫画『学研まんがでよくわかるシリーズ』の電子版『ウイルスのひみつ』を緊急制作したことを発表し、休校措置対応の学習サービスプラットフォーム「Gakken家庭学習応援プロジェクト」にて無料公開した。新型コロナウイルスをはじめ、さまざまな感染症を引き起こすウイルスとは何か、ウイルスから自分自身や周囲の人を守る方法について、漫画でわかりやすく解説している。

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　『学研まんがでよくわかるシリーズ』は、さまざまなテーマを小学校の教科学習に役立つ資料とともに、子どもたちの大好きな漫画で解説する学習漫画書籍のシリーズ。『ひみつシリーズ』の愛称で40年以上にわたり子どもたちに親しまれている。この『ウイルスのひみつ』は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、子どもたちにウイルスに関する正しい知識を身につけてほしいという願いから企画された。

　漫画のあらすじは、小学校5年生の今西コウタは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた学校の休校措置が続き、友達と遊ぶことができずにストレスがたまっていた。一方、母で医師のユカリはずっと忙しい日々が続いていたが、今日は久しぶりの休日。コウタにも新型コロナウイルスから自分自身を守ってほしいと、白衣に着替えて家でレクチャーをしはじめた。そんな中、大切な用事で外出している姉・マナの手には新型コロナウイルスが人知れず大量に付着していて…。