カードゲーム、アニメ、ゲーム、イベントなど、多角的展開で売上を伸ばしているブシロードは27日、経費削減を目的とした役員報酬を5月から9月まで15％から95％減額し、従業員の在宅ワーク環境を整えていくことなどを発表した。

　同社は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて主力事業のライブや新日本プロレスの興行、音楽ライブやイベントの延期・中止している。

　新型コロナウイルス第2派の流行を仮定し、従業員が会社から半径2キロ以内に引っ越す場合に最大30万円の補助、ビデオ会議・電話会議などへの機器の購入への投資、自宅のインターネット環境、在宅ワークのためのデスクなどの購入費用として一律5万円を支給するという。

　ブシロード創業者で現取締役の木谷高明氏は自身のツイッターで「全力で皆さまにエンタメをお届けするよう精進します。引き続きブシロードの商品、サービス、タレントをよろしくお願いします」と呼びかけている。