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アキナ、MBSで生番組スタート 若手時代の“荷物”回収誓う「成長した自分が楽しみ」

 お笑いコンビ・アキナが21日深夜、MBSの新番組『バズ★ナイトナマー!』(木曜 後11:56〜深0:25※生放送)の生配信を実施。終了後にオンライで取材に応じた。

ソーシャルディスタンスを守って『バズ★ナイトナマー!』のオンライン取材に応じたアキナ(C)MBS

ソーシャルディスタンスを守って『バズ★ナイトナマー!』のオンライン取材に応じたアキナ(C)MBS

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 同番組はアキナをMCに起用したショート動画を扱う番組。吉本興業の「漫才劇場メンバー」の若手芸人20組とMBSのディレクターがタッグを組み、YouTube、ツイッター、インスタグラムなどさまざまなプラットフォームで毎週数十本の「ショート動画」を投下し、バズった動画のみをランキング形式で紹介する。新型コロナウイルスの影響を受け、放送開始が延期となっていたが28日からスタートが決定。この日は放送に先駆けて、MBS動画イズム、YouTube、ツイッターで生配信を実施した。

 秋山賢太は「久しぶりの仕事!」と明かし、「地上波入る前に1発、入れてよかった」と生配信に感謝。ソーセージというトリオ時代の2011年に同局で『やかせて!ソーセージ』という生バラエティの帯番組を経験するも、わずか4ヶ月で終了した苦い過去を持つ。山名文和は「(秋山が)今で言う漫才劇場のトイレの前でキスの距離で怒られた」と暴露し、秋山は「言うなや!」と大慌てだった。動画を作る若手芸人20組は『M-1』王者のミルクボーイや、令和喜多みな実、吉田たちといった実力派から、コウテイやツートライブ、白桃ピーチよぴぴといった“隠し玉”など、バラエティ豊かなメンバーが揃ったことも発表された。

 収録後に取材に応じた秋山は「トリオ時代に生放送のMCに大抜てきされ、それをうまく生かせなかった。ずっと、もう1回やりたいと思っていた。再びやってきたチャンス。同じミスをしないように山名と2人でしっかり長く続くようにやっていきたい」と力を込め、山名も「あの頃は右も左も分からないまま、ロケに行っていた。今は、いろんな経験をさせてもらった。今こそ、あの『やかせて!ソーセージ』に置いてきた荷物を取りに行きたい」とボケながら思いを馳せていた。

 『やかせて!』時代から反省点について秋山は「仕切る立場で、はっきり当時はやらかした。あの日から気をつけていることは、カンペを気にしすぎて、カンペが出てないときは、どうしたらいいんや、ということ。簡単に言うとアドリブが効かないMCやった…」と自戒の念を込めて明かす。そして「今は何やったら『次、行ってください』とカンペが出ても『もう行くの?』と言うぐらいの余裕が出てきた。もう1回、このチャンスが回ってきて感謝です。成長した自分が楽しみです」と胸を踊らせた。

 山名も「生放送をテレビのことを知らない若手でやらせてもらった」としみじみ振り返る。続けて「緊張と不安の中だったんですけど、生放送はスタッフさんもきりきり舞い。時間通りに行かないものを生で番組終了までに終わらせなきゃいけないから怒声が飛び交うんです。後半は『お〜い!!』とか。ああいう声に対して、ある意味で心を閉ざす」と話し、“耐性”を身に着けたことを報告。思い出した秋山も「確かに、CM開けとか唇が震えてた」と背筋が凍るようなできごとも今では笑い話にしていた。

 自身もYouTubeチャンネルを開設したばかり。“バズる動画”のコツを問われると秋山は「バズる動画のコツ…。僕らが教えていただきたい(笑)。ただただ面白いものを撮っても、なかなかバズらなかったりする」と苦笑い。山名は「癒やし、食べ物、動物。これはバズるにはもってこい」と話す。それでも「ホンマに面白い動画の、あの破壊力はエゲツない。1分の動画がクセになって何回も見たくなって、みんなに広めたくなる。そこで戦ってほしいですね」と力説しながらも「アドバイスは1個もない」とオチをつけて笑わせた。

 注目の芸人も語る。秋山は「僕はよぴぴ」と『オールザッツ漫才』で名を挙げた芸歴2年目の新星をロックオン。「何回か仕事を一緒にやってるんですけど、初めての空気感。会う度に好きになっていってる。その感じが世間の皆さんにも伝わっていくと思う。よぴぴは癒やされるけど、その癒やしの中に面白さも入れてくる。20組、みんな楽しみですけど注目はよぴぴですね」と期待していた。一方の山名は「ダブルアート」とする。「タグの芸術性。動画、漫才、コントとジャンルによって、こんなに幅あるんやってぐらいに変わる。だから楽しみですよね」とイメージしていた。

 また、しばらくはリモートで生放送を行う予定。山名は「深夜の生放送。ということは若手が自宅から30分は大声を出す。その間、隣の人から『ドン』ってされたりすると思う。でも、声量を出していかないといけない。その塩梅と戦う若手たちの緊張感も楽しみですね。2次災害が起きるかも」とニヤリ。秋山も「リアルタイムで、隣の人が見てたら楽しみ。『もしかして、隣の人出てる』みたいな」と声を弾ませ、山名は「リモートならではの事件が楽しみですね」と波乱の展開を予告していた。

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  • 『バズ★ナイトナマー!生配信』より(C)MBS
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