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古賀葵「人生変えた」初主演作『かぐや様』 すべて懸けた1年― 今“恩返し”の使命感

 MBSやTOKYO MXなどで放送中のアニメ『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』。天才が集う学園を舞台に、生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行が、恋愛における駆け引きを頭脳戦として描いたラブコメで、「告白したら負け」とプライドが高くて素直になれない2人の姿が人気だ。その主人公・かぐや役を『声優アワード』主演女優賞を先日受賞した古賀葵(26)が担当している。「人生が変わった」と語る彼女に、第1期(2019年1月)放送前のインタビュー時から周囲の目や環境が変わった今、作品に対する思いや今後の個人としての目標を語ってもらった。

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■覇権アニメ『かぐや様』緊張増した第2期 個人的に見たい回は「ラーメン四天王」

 昨年1月に放送された第1期は、“アニソン界の大型新人”として話題を呼んだ鈴木雅之の主題歌や、第3話エンディング映像がYouTubeの「国内トップトレンド動画ランキング」第3位になるなど話題(1位はフィッシャーズの鬼ごっこ動画)に。コロナ禍のなか無事に放送をスタートした第2期は、ABEMAの4月期新作アニメ第1話を集計対象にした「初速ランキング」累計視聴数部門、コメント数部門ともに1位に輝くなど、アニメファンの間で「今期の覇権アニメ」と言われている。第1期・第2期ともに注目されたが、今の心境はどうだろうか。

 「第1期の1話が放送される時も、ガッチガチに緊張していたのですが、それとはまた少し違う緊張感で、『2期も皆さんに楽しんでもらえるかな…もらえますように…!!』と願う様な気持ちでした。放送されてから反響がすごくて、うれしい気持ちと、これからもっともっと盛り上がっていくから『お楽しみに!』という気持ちでいっぱいです」と好評を得たこともあって緊張感が増したと話す。

 かぐやと白銀2人の恋愛の駆け引きをメインに描いているが、藤原書記のラーメン回など、恋愛に関係ない物語も面白い作品となっている同作品。個人的に今後「もっと見たい」キャラやエピソード、また、胸キュンしたストーリーを聞いてみた。

 「ラーメン四天王の回!! 見たいです!(笑)キャスト陣でも人気が高くて、話題になりますね。あとは、個人的には、もっと“早坂回”が見たいです」と笑顔で話し「原作コミックス18巻は、みなさん読みましたか!? 単行本で読み進めている方は、本当に気になるところで終わっていますよね。先が気になるよ…赤坂アカ先生…!!」とあふれる作品愛。

 「第1期の胸キュン…たくさんあるのですが、やっぱり花火回が堪らないですね。キュンじゃなくてギュン!! みたいな(笑)」と興奮気味に語り「今まで自ら希望を持つことがなかったかぐやが、生徒会メンバーとの出会いによって、自分の気持ちを頑張って出せた、そしてそれをまた全力で叶えようとする会長、藤原さん、石上くん…本当に思い出しただけで泣けますね。最高でした」としみじみと振り返った。

■名セリフ「お可愛いこと」や共演者との役作り 出し惜しみしない現場に必死

 演じる“四宮かぐや”が度々言うセリフ「お可愛いこと」は多くの視聴者に浸透したワード。共演キャストの間で“お可愛い”一面もたくさんありそうだが…。

 「普段大人びていて、クールなイメージがある伊井野ミコ役の富田美憂ちゃんが、私と藤原千花役の小原好美さんがお話しているところに、ちょこちょこっと小走りで来てくれたりとか、一緒に賑やかに笑ってくれていたりするのを見ると、第2期から参加することもあって『慣れてくれてよかった…! お可愛いなあもう!』と思います。めちゃくちゃ癒されますし、あと、個人的に美憂ちゃんの瞳がすごく好きです(笑)」とポロリと富田に告白し赤面。かぐや役の古賀は会長・白銀より、富田にぞっこん?なようだ。 生徒会メンバーとの会話のキャッチボールで視聴者を笑わせたり、思わず顔がニヤけるほどの恋愛の駆け引きを繰り広げているが、役作りはどのようにしているのか。主人公ということもあって1人で語る場面が多く、喜怒哀楽の切り替えが忙しい役柄。個人的に第1期に比べて演技が「弾けてる」と感じたことを伝えた上で、役に慣れたのか聞いてみた。

 「応援してくださる皆さまのおかげで非常に盛り上がったので、第2期も絶対にそれに負けないように盛り上げるぞ!という気持ちが強かったです。それはキャスト、スタッフ、それぞれが何か想いを持って2期に取り組んでいるんだなというのが、収録している間もすごく感じられました。それが相乗効果となって、ものすごいパワーになっているんだと思います」と周囲の熱量を感じ自然と力が入るという。

 ほかキャラクターとの会話劇は「集団コントのようだ」とファンの間でも言われている。キャスト同士のやりとりで気を付けたことは「モノローグのセリフは自分の言葉になるように、もうひたすらに何回も読むのですが、かけ合いのセリフは、一人で練習している時よりも現場で皆さんのお芝居を聞きながらやる方がやっぱり気持ちも熱も上がりますね」と説明。

 「1期でも、一緒にお芝居をしてきているので、想像はできるのですが、皆さんそれを遥かに超えてきたり、『そっちか!!』って急に方向転換したり、リアルで大きなリアクションになって、お芝居ができているんじゃないかと思います。皆さん本当にすごいんです。ついて行くのに必死です(笑)」と出し惜しみしない演技の追求に慣れはないと教えてくれた。

■初主演を射止めて1年、積もる「人生変えた」かぐやへ感謝の思い 飛躍誓い恩返し

 彼女には第1期放送前にインタビューを実施したことがある。そこでは、「来年(2019年)は絶対、主演作品を射止めたい!」と話していた。“かぐや様”として活動する機会が多かったこの1年、初主演で生活や考え方に変化があったのか。 「この作品、かぐやという役に出会ってからは、見える世界がすごく広がりました。感謝してもしきれないくらいです。イベントでいろんな地方に行かせてもらい、なかなかお会いできないファンの方々と交流したり、実写映画に主演の橋本環奈さんと共演させていただいたり…今まで経験したことがないことをたくさん経験させていただきました。すてきな作品、温かいファンの皆さんには本当に感謝しています。もっともっと、恩返しができるように、頑張っていきます…!」と成長させてくれたスタッフやファンに感謝。

 以前のインタビューでは「昨年(2018年)は多くのアニメ作品に出演することができ、現場で先輩方の演技を見る機会が多くたくさん学ぶことができました。なので、積み重ねてきたものが活かせればと思います」とし「今、私にできる集大成的なキャラクターです」と作品と“かぐや”というキャラクターに対して特別な思いを語っていた。主人公を演じることの“うれしさ”“重圧”“責任感”など実感した今、恩返しの気持ちが強いという。

 そんな彼女は今年3月、毎年恒例『声優アワード』の主演女優賞を受賞。初主演作品となった『かぐや様』について「私にとって見える世界を180度変えてくれた、いろんな景色を見せてくれた大切な作品」と感謝の気持ちを述べていた。声優として、これ以上ない喜びを感じている今、これから個人として目指すものは一体なにか。

 「賞を受賞させていただけたのも、決して私1人の力ではなく、本当にこの『かぐや様』という作品、関わってくださった皆様のおかげで、人生を変えてくれたと言っても過言ではありません。これからもすべての方々に、感謝を忘れず、まだまだやりたいこと、挑戦したいことがたくさんあるので、臆さず、それを一つ一つ叶えていける様に、精一杯頑張ります。これからも、見守っていただけるとうれしいです」。念願の主演作を得たが、現状に満足せず、今後も挑戦者でありたいと飛躍を誓った。

 演じているかぐやは、人を寄せ付けない人格「氷のかぐや」、知能レベルが低下した「アホかぐや」などさまざまな顔を見せる。古賀は別作品ですでに主演作が決まっており、かぐやの多彩な表情を糧に、今後どんな一面を見せてくれるのか楽しみだ。

関連写真

  • TVアニメ『かぐや様は告らせたい』第2期、主演の古賀葵 (C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
  • TVアニメ『かぐや様は告らせたい』第2期のキービジュアル (C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
  • TVアニメ『かぐや様は告らせたい』第2期の場面カット(C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
  • TVアニメ『かぐや様は告らせたい』第2期の場面カット(C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
  • TVアニメ『かぐや様は告らせたい』第2期の場面カット(C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
  • TVアニメ『かぐや様は告らせたい』第2期の場面カット(C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
  • TVアニメ『かぐや様は告らせたい』第2期の場面カット(C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会

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