歌手のクミコとミュージカル俳優の井上芳雄が、2009年リリースの「届かなかったラヴレター」以来11年ぶりとなるデュエットシングル「小さな手/きずな」を6月24日に発売することが明らかになった。音楽プロデューサーのつんく♂が作詞作曲を手掛けている。
昨年の秋で声帯摘出の手術から5年が経ったつんく♂は現在、元気に創作活動を続けており、6月には自身と家族の体験をもとにした絵本を出版予定。この絵本の世界観を音楽でも表現し、より多く人たちへ届けられないかと考え、かつて2015年に次世代に歌い継ぐ子守唄として「うまれてきてくれて ありがとう」でタッグを組んだクミコに歌ってもらえないかと考えたのだという。
依頼を受けたクミコはつんく♂の想いに共感しつつ、次世代に伝える母と息子の物語であるならば、次の世代へのメッセージを伝える担い手として家庭を持つ男性と共演することがよいのではないかと提案。兼ねてより親交がある井上に直筆の手紙に想いをしたためてデュエット依頼し、井上もオファーを快諾した。
2月初旬につんく♂、クミコ、井上芳雄の3名で初めて顔合わせが実現したものの、その後の楽曲作りではなかなか会うことが難しくなり、オンラインでコミュニケーションを取りながらのリモート作業が中心となっていった。そんな状況の中で誕生した「小さな手」は「母と子のつながり、家族の絆」をテーマにクミコと井上がさわやかに歌い上げ、世代を越えて楽しめる明るいポップナンバーに仕上がった。
つんく♂は、曲に関して「大人の常識から思いっきりはみ出して飛び出してくくらいの子どもであってほしいなぁって思う、そんな曲でございます。世界中の子どもたちに良い意味で驚かせて欲しいですね!」とコメントした。
もう一曲の「きずな」は、今年音楽業界60年を迎える湯川れい子氏の作詞、宮川彬良氏の作曲で、2005年に亀渕友香 & VOJAに提供し発表された。松浦亜弥や平原綾香も歌い継いできた曲が、クミコと井上芳雄のデュエットVer.として収録されている。
井上は「僕に何かできるとすれば、この曲たちを次の世代に繋げていく橋を架けること。どんな時でも、いや、こんな時だからこそ歌が必要だと信じています」とし、クミコも「どちらの歌も、手を繋ぎ合う歌です。人と人とが接触を禁止されている今だからこそ、歌の中で手を伸ばし合い、繋がり合いたい。一人だけど一人じゃない。そんなメッセージをお届けできればと思っています」と語っている。
昨年の秋で声帯摘出の手術から5年が経ったつんく♂は現在、元気に創作活動を続けており、6月には自身と家族の体験をもとにした絵本を出版予定。この絵本の世界観を音楽でも表現し、より多く人たちへ届けられないかと考え、かつて2015年に次世代に歌い継ぐ子守唄として「うまれてきてくれて ありがとう」でタッグを組んだクミコに歌ってもらえないかと考えたのだという。
依頼を受けたクミコはつんく♂の想いに共感しつつ、次世代に伝える母と息子の物語であるならば、次の世代へのメッセージを伝える担い手として家庭を持つ男性と共演することがよいのではないかと提案。兼ねてより親交がある井上に直筆の手紙に想いをしたためてデュエット依頼し、井上もオファーを快諾した。
2月初旬につんく♂、クミコ、井上芳雄の3名で初めて顔合わせが実現したものの、その後の楽曲作りではなかなか会うことが難しくなり、オンラインでコミュニケーションを取りながらのリモート作業が中心となっていった。そんな状況の中で誕生した「小さな手」は「母と子のつながり、家族の絆」をテーマにクミコと井上がさわやかに歌い上げ、世代を越えて楽しめる明るいポップナンバーに仕上がった。
つんく♂は、曲に関して「大人の常識から思いっきりはみ出して飛び出してくくらいの子どもであってほしいなぁって思う、そんな曲でございます。世界中の子どもたちに良い意味で驚かせて欲しいですね!」とコメントした。
もう一曲の「きずな」は、今年音楽業界60年を迎える湯川れい子氏の作詞、宮川彬良氏の作曲で、2005年に亀渕友香 & VOJAに提供し発表された。松浦亜弥や平原綾香も歌い継いできた曲が、クミコと井上芳雄のデュエットVer.として収録されている。
井上は「僕に何かできるとすれば、この曲たちを次の世代に繋げていく橋を架けること。どんな時でも、いや、こんな時だからこそ歌が必要だと信じています」とし、クミコも「どちらの歌も、手を繋ぎ合う歌です。人と人とが接触を禁止されている今だからこそ、歌の中で手を伸ばし合い、繋がり合いたい。一人だけど一人じゃない。そんなメッセージをお届けできればと思っています」と語っている。
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2020/04/27