人気グループ・KAT-TUN・亀梨和也の出演する日本テレビ系『亀梨和也のヒーローになった日』が4月11日より放送される。外出を自粛し、家で過ごすことが多い方々に向け、アスリートの物語を紹介する同番組。同局野球中継の“顔”である亀梨がナビゲーターとなり、アスリートが、日本中を熱狂させヒーローになった日、誰かのヒーローになった日、名も無きヒーローに救われた日…そんな奇跡の実話を、厳選したスポーツ映像と本人＆関係者の証言、ロケ映像を織り交ぜて描いていく。

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　昨年行われたラグビーワールドカップで、ベスト8進出に貢献した姫野和樹は白血病と闘う高校の同級生とのエピソードを送る。闘病を知った姫野がとった行動で、勇気づけられた同級生は、奇跡的な回復を遂げる。そしてラグビー日本代表、史上初の快挙がかかった大一番、スコットランド戦のスタンドには、その同級生の姿があった。姫野と同級生との友情秘話に迫る。ラグビートップリーグが中止になりプレーができない現状で、姫野は今、何を想うのか。

　23歳にして巨人不動の4番・岡本和真が母校に凱旋訪問すると、小学生たちから歓喜の声が上がる。高橋由伸監督（当時）が4番に抜てきした2018年、巨人の4番の重圧をはねのけ期待に応え続けた岡本は、9月頭にはホームラン30本に到達。そんな矢先、右手にデッドボールを受け途中交代。その後も試合に出続けるも、骨折を隠し試合に出場していたことで成績は急降下。それでも、高橋監督は岡本を4番で起用し続けた。史上最年少『3割30本100打点』がかかったシーズン最終戦、1本のホームランによって岡本はどん底から這い上がりヒーローになる。高橋元監督が今だから明かす岡本を起用し続けた理由、そして知られざる岡本との秘話に迫る。

　中学3年生のとき、1万人に1人と言われる難病・ベーチェット病と診断された柴田章吾。甲子園出場の夢を叶えるため、高校野球の名門に進学した柴田はチームメイトには病気のことを隠し続けながら闘病に励み、3年生になるとマウンドに立てるように。甲子園出場がかかった県大会直前、これまで支え続けてくれたチームメイトに、本当の病状を明かすことを決断。決勝戦、最終回のマウンドには柴田があった。高校卒業後、明治大学に進み野球を続けた柴田は、2011年のドラフト会議で…。難病と闘う人々のヒーローとなった。そして今、新たな挑戦を始めた柴田。今春、センバツ中止で甲子園の舞台に立てなかった高校球児へ、伝えたい言葉があった。

　なでしこジャパンの司令塔、長谷川唯は最大の武器である正確なパスで、チームの攻撃の中心を担い、所属する日テレ・ベレーザを史上初の5連覇に導いた。その長谷川と中学校からの親友が、なでしこジャパンの10番・籾木結花。なでしこフィーバー以降、減少し続ける観客、人気低下の現状に危機感を覚えていた籾木は、慶応義塾大学在学中に、集客をテーマとした卒業論文に取り組む。そして自ら観客満員プロジェクトを立ち上げ、長谷川らチームメイトとともに、人気復活に挑む。そして迎えた、去年の首位攻防戦、籾木の目の前に広がったのは、観客で埋まったスタンド。そのピッチで籾木が輝きを見せた。籾木の人気復活への取り組みを、普段は見られない大学での研究活動映像を交えながら紹介する。