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浜崎あゆみ〜歌姫の軌跡〜 厳選ライブ映像5夜連続放送

 今月8日でデビューから23年目に入る歌手の浜崎あゆみの数々のライブから厳選した映像が、CS「テレ朝チャンネル1」で5夜連続放送される。

CSテレ朝チャンネル1で『浜崎あゆみライヴスペシャル〜歌姫の軌跡〜』5夜連続放送(4月8日〜12日)

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 多くのヒット曲を生み出し、さまざまな新記録を歴史に刻んできた浜崎。今月18日からはテレビ朝日系で、浜崎の自伝的小説を原作とした土曜ナイトドラマ『M 愛すべき人がいて』(毎週土曜 後11:15〜深0:05)がスタートする。ドラマはドラマとして、今回の『浜崎あゆみライヴスペシャル〜歌姫の軌跡〜』(8日〜12日)では、自身初となるアリーナツアーから、DVD化されていない貴重なLIVE映像まで、“歌姫・浜崎あゆみ”の真の魅力に迫っていく。

 第1夜(8日 後8:00〜)は、2000年に自身初のツアーにして、全国のアリーナを熱狂させた『第一幕』。女子高生のカリスマとして一躍脚光を浴びた“ayu”は、デビュー直後からスターダムを一気に駆け上がっていく。その“夢と現実の狭間を行き来する真の自分とayu”をテーマに作られたステージ。ファンタジックな演出で夢の世界を描き、その一方で鋭い眼差しで歌う心の叫び――。

 驚くのは、そのコンセプトから台本作り、演出まで彼女自身が考え具現化させたということ。以降、毎年のようにファンの想像を超えるエンターテイメント性の高いステージを創り上げていくことになるのだが、その類まれな才能が開花していく最初の一歩がこの『第一幕』であり、この7年後にはアジアの歌姫として初の海外ツアーを大成功させることになる。

 その様子を収めたのが第2夜(9日 後8:00〜)に放送される『ASIA TOUR2007+DOCUMENTARY』だ。リハーサルからツアー最終日までの150日に密着した映像からは、彼女が指揮官となってステージを創り上げて行く様子はもちろんのこと、ひとりの人間としての浜崎あゆみの本質に触れることができる内容となっている。

 第3夜(10日 後8:00〜)は、翌年に行われたデビュー10 周年記念となる『ASIA TOUR2008〜10th Anniversary』の台湾公演での映像。年々、演出のスケールは壮大さを増し、巨大飛行艇が一瞬にして出現するイリュージョンやフライングなどを織り交ぜながら、数々の名曲をドラマチックな世界観で彩る。10年という月日が、浜崎あゆみを“アジアの歌姫”へと押し上げただけでなく、その代名詞に相応しい貫禄と実力を身に着ける時間だったことは、一瞬たりとも飽きさせぬ堂々たるステージに言語の壁を越えて熱狂する台北のファンたちの様子からも明らかだ。

 第4夜(11日 後10:00〜)は、そこからさらに10年の月日を経た2018年。20周年記念に開催されたさいたまスーパーアリーナ2aysの最終日。10周年あたりのステージでは曲間を映像で繋ぐ演出が多かったが、このステージでは人の力、音楽の力で繋いでいく手法がとられ、ダンサー、パフォーマーのほかに、クワイヤー、ストリングスなど豪華なサポートメンバーが参加。そのステージマスターとして浜崎あゆみがステージに降臨する。

 まず目に飛び込んでくるのはオープニングの神々しいまでの登場感と、アリーナを埋め尽くすオーディエンスの大歓声と笑顔。新たな令和の時代もさらなる進化を続けていくことを示唆するようなアグレッシブなステージには熱烈なファンならずとも引き込まれるものがある。さらに、楽曲においても今の浜崎あゆみが歌うからこそ、新たな感情が揺さぶられる曲があることにも気づかされるはずだ。

 そして第5夜(12日 後10:00〜)は、2020年の幕開けを飾ったカウントダウンライブ『Promised Land〜A』。長年聖地として親しまれてきた代々木第一体育館でのライブとあって全国からファンが大集結。このステージの終了後に発表された第一子出産のニュースは記憶に新しいが、当然のことながらライブ中は観客も生放送で観ていた人たちも知らなかったこと。そんな状況の中で、センターステージという360度死角がなくフォーメンションも複雑さを増す形状でのライブを選んだことにも驚きだが、それこそが浜崎あゆみらしい選択ともいえる。

 さらに、このライブでは思いがけないハプニングもあった。ライブの前半でステージの移動中にしばらく彼女が座り込むシーンがある。産後間もないステージであったため、骨盤も体調も安定していなく、ヒールを履いて激しく踊ることやステージを走り回ることが、あの思いがけない事故につながってしまったことは、今ならあの場所にいたファンの皆さんはお気づきであろう。

 しかし、彼女はしばらく座り込んだ後、意を決したように、浜崎あゆみの全プライドをかけて立ち上がる。そして、終演後には自力では歩けず車椅子が必要なほどの痛みをこらえながら、それを悟らせることなく笑顔でステージを全うした。

 改めて言えることは、多くの才能あふれる女性アーティストがいるなか、他の誰とも比べようもない“浜崎あゆみ”というジャンルが存在するのだということ。それを20 年かけて共に創り上げてきたayu とファン。そして、「ステージこそが、浜崎あゆみの居場所」であることは間違いない。

※放送予定の作品は編成の都合により、予告なく変更になる場合があります。

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