TBSは2日、新型コロナウイルス感染予防のため、ドラマやバラエティー番組のロケ・スタジオ収録を4日から19日まで見送ると発表した。それ以降については「状況を見極めながら判断してまいります」としている。

　同局は「新型コロナウイルスについて、感染爆発の“重大な局面”が続いているとの認識が示されるなど、感染拡大が収まらないことを受け、TBS放送センターでは、本日より、来館を必要最小限にとどめるようお願いするとともに、正面入口にサーモカメラを設置し、体温が37.5度を超えている方には入館をお断りする措置を始めました」と発表。マスクや消毒の励行、体調管理、テレワークなど、社内の感染防止対策をより一層強化、徹底するという。

　その上で、「TBSとしましては、報道機関としての責務を果たすため、報道・情報番組については、引き続き、感染防止に最大限の配慮を行いながら、取材や放送に取り組んでまいります」とした。

　一方、ドラマ・バラエティーなどについては、「不特定多数の方々と接触したり、大人数が集まったりするケースが多いことから、一般の方々や出演者の方々、番組スタッフへの感染予防を最優先に、当面、ロケやスタジオ収録などを見合わせることと致しました」と方針を伝えている。