元お笑いコンビ・ギンナナの金成公信（44）が「千葉公平」に改名し、吉本新喜劇座員として25日に行われたよしもと祇園花月の公演で初舞台を踏んだ。

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　川畑泰史が座長を務める吉本新喜劇『生き別れ、それは俺!?』で、中條健一扮する借金取りの弟分として登場した千葉。真っ赤なスーツに身を包み、当初は緊張した面持ちだったが、エンディングでは「千葉公平です！　東京で23年間、芸人をやってきましたが、ことしから大阪で1年目として頑張ります！」と直立不動で観客にあいさつ。間寛平から3つの名前を候補に挙げてもらい、その内の1つである「千葉公平」に決めたと改名の経緯を紹介し、新喜劇デビューを果たした。

　終演後の囲み会見で、千葉はあらためて改名の経緯に触れ「僕は下の名前が『公信』といいまして、『公』を残して寛平の『平』を一文字いただき、『公平』になりました。（間から）『ペイやるわ！』と言われました（笑）」と振り返った。

　新喜劇座員としての意気込みを問われた千葉は「大阪に骨を埋める気持ちで来ております。すごい先の目標というよりも、一個一個、目の前のことをやっていけたらいいなと思います。今の目標は、とにかく皆さんと仲良くさせていただけたらいいなって」と抱負を語った。川畑から「ゆくゆくは座長になるくらいの気持ちを持ってな！」と激励され、「はい！」と力強く答えた。

　ギンナナは、田村淳を中心に活動するヴィジュアル系バンド・jealkbのメンバーだった金成（元ハローバイバイ）と菊池健一（元ガラクタパンチ）が、同バンドを脱退した直後の2010年3月に結成した。2019年5月31日、所属する吉本興業を通じ6月30日からコンビ活動を休止すると発表。ボケ担当の菊地健一（42）は無期限でハワイに移住し、相方の金成は1人日本で活動していくとしていた。