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木村拓哉、5年ぶりライブで「ただいま!」 初ソロツアーが開幕

 歌手・俳優の木村拓哉が8日、東京・国立代々木競技場 第一体育館で初のソロライブツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』を開幕させた。木村がライブを行うのは、SMAP時代の2015年1月以来、約5年ぶり。ファンからの「おかえり!」「待ってたよ!」の大声援を受け「ようこそ! そしてお待たせしました。まさか今一度、このように皆さんの前でこんなに近い距離で、こういう場所に立てるとは思っていませんでした」と感慨に浸りながら「5年ぶりになりますが、ただいまです!」と笑顔を弾けさせた。

東京・国立代々木競技場 第一体育館で初のソロライブツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』が開幕

東京・国立代々木競技場 第一体育館で初のソロライブツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』が開幕

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 木村が同所で単独公演を行うのは今回が初。本人がラジオで「せっかくCDを出させていただくので、みんなと騒げる場所も真剣に考えたい」という願いが結実し「お客様となるべく近い距離でライブを行いたい」という希望も踏まえて、会場を選択したという。なお、当初予定していた東京公演は2日間だったが、多数の申し込みを受け、追加公演が設けられた。

 オリジナルソロアルバム『Go with the Flow』を引っさげて行う同ツアーでは、アルバムのコンセプト同様に「等身大の木村拓哉」を体現。セットリストも本人、スタッフが煮詰めた形で練り上げ、アルバム収録曲を中心に、SMAPの楽曲やドラマ主題歌のカバーなどを歌い上げた。

 MCでは、フジテレビ系特番『さんタク』などで共演しているお笑いタレント・明石家さんまとのエピソードに。ロケ帰りの飛行機で同席した際に「曲というものはアーティストだけじゃなく、聴いてくれてた人にとっても共有物なんだぞ」と助言を受けたと明かすと、そのタイミングで木村にはサプライズ(?)でバックバンドがSMAPの「SHAKE」を演奏し始めた。

 懐かしのメロディにファンも熱狂し、木村も「よし、分かったよ。いってやろうか!」と気合を入れる。歌い出しの「プルーハー!」も健在で、熱いパフォーマンスで沸かせると「みんなと自分の共有物は、これからも大切にしていきたい」と誓い、アンコールでは「夜空ノムコウ」も歌い上げた。

 ライブ中盤には、TBS系日曜劇場『グランメゾン東京』で共演し、鑑賞に駆けつけたKis-My-Ft2の玉森裕太が、スタッフに扮してサプライズ登場。会場が驚きの声に包まれるなか“公開ラジオ”のような掛け合いで沸かせていた。

 同ツアーはそのほか、9日・11日に同所で、19日・20日に大阪城ホールでも開催。総動員数は6万7500人を予定している。

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