「サラリーマン」という言葉を聞いて、どのような姿を思い浮かべるだろう。情報化社会に翻ろうされるサラリーマンの姿を、言葉を用いない“ノンバーバルショー”として描く、世界屈指のパフォーマーによるサーカスアクロバット×日本漫画のアニメーション×電子音楽が融合した新感覚ジャパニーズサーカス『CLONES(クローンズ)』(大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール 2月7日〜11日)では、次のように“サラリーマン”を定義づける。 「会社に所属し役職を名乗り、社会の歯車として、1年365日ひたすら頑張って会社の利潤のために働く、優秀な労働者達の事である。世の中の多くの人は、このサラリーマンとして社会に参画し、家族を背負い、来る日も来る日も同じ時間に起きて、同じ電車に同じ人達と乗り込み、仕事に出かけていくのである。彼らはそれを正しく、幸せなことだと信じる。なぜなら、他人がそうしているから」
2020/01/31