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笠井信輔アナ、生存率は「7割」 4ヶ月入院で抗がん剤治療へ

 元フジテレビの笠井信輔アナウンサー(56)が、19日放送のフジテレビ系『情報プレゼンター とくダネ!』(月〜金 前8:00)に生出演。自身の口から悪性リンパ腫に罹患(りかん)したことを報告。詳細な病名については『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫』と公表し、今後、4ヶ月入院で抗がん剤治療をし、その後、2ヶ月の自宅療養をする予定と明かした。

笠井信輔アナウンサー(C)ORICON NewS inc.

笠井信輔アナウンサー(C)ORICON NewS inc.

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 番組冒頭では、17日に福岡で講演を行う笠井アナのもとに『とくダネ!』が訪れインタビューしたVTRを放送。その中で笠井アナは「(フリーになって)2ヶ月間、めちゃめちゃ働いて、これからいい感じで『いくぞ!』っていう時に『ガーン!』っときましたからね。これは焦りましたわ」と、告知を受けた時の思いを明かし「きょうも日々、いろいろなところが痛い」と現状を伝えた。

 VTRあけ、スタジオにいる司会の小倉智昭キャスター(72)から「3ヶ月前にこのスタジオで笠井くんの卒業式やって、なんでこんな形で戻ってくるかね」と話を振られると、笠井アナは「自分でもこの激烈な展開にちょっとついていけない感じがありますよね。なんで…っていう」と胸中を吐露。

 公表しようと思った理由には「32年間ワイドアナウンサーとして、いろんな芸能人の方のプライベートを自分の言葉で放送してきて、いざ自分が病気になったときに、そっとしておいてくださいっていうのは、やはり、自分の生き方としては許さない。話せることは、皆さんに知ってもらうという義務があった」と説明。

 続けて「もう一つは小倉さんですよ、小倉さんが、がんになって、自分の病状をこと細かく公表する姿を見ていて、そこまで話さなくてもいいのにということまで語っている姿を見ながら、やっぱり、我々のような仕事をしている人間というのは、そういう覚悟とか立場とかにいく瞬間があるんだなと、そこは小倉さんを見てて、やっぱり学びました」と公表した理由について明かした。

 現在の症状については「日によって痛いところが違う」「起き上がるのが大変」「鎮痛剤を飲み仕事をしている」と挙げ「自分の状況、お話をすると、悪性リンパ腫という血液のがん、『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫』という型」と詳細な病名を公表した上で「その先も調べないといけないが、90種類ぐらいある。治療法も違って、カテゴリー的にはこの部類ならこれと」と、型によって治療法が違うと伝えた。

 また、生存率についても触れ、医師からは「生存率6割、4割の方が亡くなる、でも笠井さんは若いので7割ぐらいの方の生存率に入りますよ、頑張っていきましょうと言われた」と、生存率は7割と言われているということも語った。

 笠井アナは、早稲田大学を卒業後、1987年にフジテレビ入社。『めざましテレビ』『ナイスデイ』などに出演し、『とくダネ!』のほか金曜日の『バイキング』などを担当。今年9月末に同局を退社し、『とくダネ!』も卒業した。プライベートでは、90年にテレビ東京の女性社員と結婚し、3児の父。

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