俳優の高杉真宙、劇団EXILEの町田啓太らが出演する映画『前田建設ファンタジー営業部』（2020年1月31日公開）のトークショーが18日、都内で行われ、キャストの本多力、脚本を手掛けたヨーロッパ企画の上田誠氏らが出席した。

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　同映画は、アニメやマンガの世界の建造物を実際に建設したらどうなるかを検証するコンテンツを提供する“実在”する総合建設会社・前田建設工業にスポットを当てた。若手社員・土井航を中心としたサラリーマンたちが、アニメの途方もない設定に翻弄されながら無謀なプロジェクトに立ち向かう姿を描く。

　イベントにはそのほか、おぎやはぎ・小木博明が演じた「熱血社員・アサガワ役」のモデルとなった前田建設の社員・岩坂氏も登壇。アニメ好き社員・チカダを演じた本多は、共演秘話を振り返る中で“役者・小木博明”の勤勉な一面を明かした。

　撮影初日の回想した本多は「午前中は、みんな探り合いのなか演じていた。そして午後から小木さんが遅れてやってきたら、いきなり（役柄同様の）ハイテンション。この出力に負けてはいけないと、撮影は“殴り合い”のような状態でしたね」。撮影の合間でもマネージャー相手に練習を重ねるなど、小木の“真面目”エピソードを披露した。

　脚本の上田氏も「現場を見に行ったら、想像以上のハイテンションぶりだったよね」と舌を巻くほど。その熱量はチームワークにも影響し、本多は「撮影も毎日、5時間くらい巻いて終わりました」と笑っていた。